This is the football !長野市で活動していた吉田サッカークラブです。

活動期間1997年4月~2021年3月です。活動時はチーム公式ブログ、休止後はサッカー関係の随想をつづっています。

タオル無用

2011年05月31日 | サッカー
高校総体県大会1回戦
試合会場@上田西高校グランド
試合結果
●長野東1-6(0-4 1-2)○東海大三
キックオフ@午前9時30分
応援@父兄、OB多数

でした。

長野県高等学校総合体育大会 サッカー競技 男子の部 組み合わせ/結果


長野東は試合開始から、中盤で東海の激しいプレッシャーにさらされ前を向いてプレー出来ません。
さすがにプリンスリーグで揉まれているだけあります。
1回戦の試合立ち上がりからまったく隙がありません。

本来こちらがやらなければいけない事をやられました。


前半は自陣に押し込まれ、ゴール前に運ばれたボールをきっちり決められて、リードを許します。


でも彼らはあきらめも投げやりにもなりませんでした。

プレッシャーに馴れてきた後半は、開始早々のビッグチャンスを皮切りに互角に戦い抜きました。
東得意のダイレクトのパス回しから何度も攻め込みます。
応援席もやっと前向きな悲鳴が出始めました(笑)

決定的なチャンスも2回ほど作りましたが得点には至りません。

試合終了間際、なんとかPKから一矢報いる事ができましたが、敵もさるもの。
直後のプレーから1点を取り返されました。


最後まで弛めず、とどめを刺しにきてくれた東海大三に感謝です。
良いチームに、引導を渡してもらいました。



PK奪取はうちの息子でした。
前半は、ボールを持ったところをことごとく潰されて報復に見えかねないファールを連発してました。
まったく(怒)、僕が主審ならそろそろカードかな。


後半は中盤で必死にクリーンにバトルしてました。
これだよ、これが見たかった。


PKは彼がエリア内で勝負に行って倒されたファールでしたので、
自分で蹴るのかな?
ああやっぱり蹴るんだ。


あいつ、節目の試合で良くPK蹴って外すんだよな。
とにかく思い切って蹴れ!
勝敗には関係ないんだし。
決めても外しても思い出だ。


と、思いながら撮影ポイントへ移動。
見事に決めてくれました。

当人は
絶対決めなきゃ、みんなに会わす顔が無い!
って、蹴ったそうです。



前々から決めてたんですが、最後の試合が終わったら3年生全員と握手しよう、と。


汗や泥にまみれた手。

仲間の荷物を運んでいる手。


泣いているヤツも、さばさばしているヤツも、憮然としたヤツもいました。


彼らが最上級生になってからの1年は本当に楽しませてもらいました。


ありがとう。

サッカー部は終わりだけど、残りの高校生活悔いなくやり抜けよ!

長野県フットボールリーグ開幕です、高校総体も。

2011年05月11日 | サッカー
平成23年度県リーグが開幕しました。

10チーム中4チームが上下位リーグから入替わり、かなりフレッシュ感があります。

また、この中でがんばらなければ!!

さっそく開幕戦ですが幸先良く3-0で勝利です。

長いようで短い、9節、3ヶ月間のリーグ戦です。
いろんな波が来ると思いますが、チームで力を合わせてサッカーしましょう。


何か軽く書いてしまいましたが、僕自身は試合行けませんでした(涙)
前回書いたクライマックスその1-サッカー高校総体予選があったからです。

たまにはと思って車で試合会場へ送ったんですが、
奥さんが
”あんなに緊張していた事あったっけ?”
と言うくらいガチガチでした。

会場でチームメイトにも声を掛けたんですが、みんな目が吊り上がってました。

この1試合勝つと負けるでは大違い。
負ければ即、引退なのでさすがにプレッシャー掛かってました(笑)

名ばかりシードの息子の高校。
土曜日の1回戦を勝ち上がってくる高校は、シード校に一泡吹かせようと気合い入ってきます。対戦相手と自分達の中に2つ勝たなければならない敵がいます。

どう戦い抜くか?

強風が吹き荒ぶ中、対戦相手はプレッシャーを見透かしたかのように”何か起きろ!”と前線にどんどんボールを入れ、遠目からでもシュート打ってきます。

落ち着かない試合展開の中で何とか相手の攻撃を単発にとどめ、自分達のペースを取り戻した所で0-0で前半終了。

うーん、負けないけど、勝てないかも?
という微妙な感じで後半スタート。

立ち上がりから攻勢を強めてすぐです。
何度目かの攻め直しで、相手のラインが崩れたところに2列目から飛び出した息子がGKと1対1に!!
冷静にループシュート決めました。
1-0です。

いやー良かった。
得点は確かに良かったですが、それ以上にこの間の練習試合での反省点を良く修正してました。
ああいう選手なら頼れますね!!

その後FKから追加点を取ってダメを押し、2-0で県大会出場の権利と義務を勝ち取りました。


これで5月一杯はサッカーが出来る事になりました。

僕たちも、まだもう少し観戦の楽しみが延びました。

僕が年初に目標に掲げた、
高校総体長野県ベスト8以上
まで、なんとか生き残ってほしいです。

クライマックス

2011年05月06日 | サッカー
子供達が最終学年になり、部活もいよいよ集大成を向かえてます。

できるだけ全部見たいんですが、どちらも試合があるのは土日祝日。


ですので、家族の日程と残り試合をにらみながら観戦しています。


GW中はどちらも印象深い試合を観戦出来ました。


サッカーは観戦本命にしていたユースリーグが見れなくなってしまい、東信の強豪校との練習試合を観戦しました。

彼らは、昨年リーグ昇格を賭けて戦っていた頃の良いサッカーから一転して、悩んだ試合を繰り広げています。
昇格チームの宿命ですが、リーグでは開幕から3連敗を喫しています。

得点と結果を求めるからか、どうにも空回りで消化不良な印象を受けるサッカーになってしまってます。


練習試合も正にその通り。
勝つには勝ったんですが、引き上げてきたベンチをのぞくと負けたような顔が並んでました。


内容が伴ってない事がわかっているなら望みはある。

帰ってから息子には気になった事を伝えました。

彼も思い当たる節があったようで、少しでも良くなればいいんですが。


それでも勝った事で今週末からの総体予選はなんとかなるんじゃないですか。
なんとかしてもらわないと早々とラストゲームになっちゃうよ!



昨日は”娘”の輝ける日


この3連休は県外の強豪チームも招いての大きな大会。
2日目までの予選リーグの結果から、3日目は順位決定戦。
それまでは送迎もできず、やっと観戦です。

順位決定戦の相手は結果として優勝する事になるクラブチームでした。


試合開始から攻守に圧倒される展開です。

すると開始から間もなく、娘が交代で出てきました。



大方、スタメン選手に気合いを入れるための時間稼ぎと思いました。

ところが娘は相手のエースに執拗なマークを続け、攻撃のリズムを崩します。
そしてターンオーバーした最初のプレーで3ポイントシュートまで決めました。

たまらず相手がタイムアウト。

僕も心の中でガッツポーズです。

その後も地力の差を見せつけられる展開の中で、娘ともう一人交代で入った2年生が執拗な守備と攻守の切替の速さでチームに力を与え続けます。

試合中盤には、今度はマークされる中で3ポイントを決めました。

守備では相手のエースをマークしていました。
相当振り回されていましたが、よくくらいついてたと思います。

結局倍以上の得点差を付けられて敗戦したのですが、最後まで出場しました。
声を掛けに行ったら疲れ果てているけど充実したいい顔してました。


やっと、ガチンコ試合で”戦力”として起用されました。
ついに来たか、って感じです。


”成功は必ずしも約束されていないが、成長は必ず約束されている。アルベルト・ザッケローニ”