今シーズン、県2部リーグで現在負け無しで首位を走る、吉田サッカークラブの運営委員の方にインタビューをしました。
アマチュアクラブならではの内情などもお話下さいました。
インタビュアー:(以下T)
吉田SCさん、今期は調子良いですね。
ここまで負け無し(第4節終了時点で3勝1分)で首位と好位置につけていますね。
運営委員:I江(以下I)ありがとうございます。正直驚いています。
開幕前に日程表を見たときは、第4節までに勝点が取れるかどうか心配でした。
前年下位のチームは最初は上位と当たるようになっていますので。
勝ち点0でもみんなの心を折れなくするのが仕事だと思ってました。
T:今シーズンは新しい選手が多いようですが。
I:そうですね。本当に助かってます。でもそれも突然だったんですよ。
T:えっ、そうなんですか。
I:3月末の選手登録時には20人だったんです。正直1年乗り切れるか心配でした。
それが4月になったとたんに続々と入部希望者が現れて現在は28人が登録しています。
T:何か勧誘とかされたんですか?
I:いや、うちは”来るものは拒まず。”がモットーなんですよ。
もちろん来てもらうためにいろいろとアピール活動はしています。
ホームページ等で情報を発信したり、いろんなサッカー関係の集まりには顔を出して、高校や中学の先生、サッカー選手の父兄に吉田SCを知ってもらうようにしています。
アマチュアの社会人クラブとは言っても長野県のトップリーグに所属していますので、無理に誘っても本人のやる気が無ければ続けるのは難しいですので。
だから、やる気のある人が門を叩いてくれるのを待っています。多少背中を押すくらいはしますけどね。
自分で当クラブを探して入部してくれた人のほとんどは長続きしています。
今年から入った人達もできるだけ長く続けて欲しいですね。
T:チームに加わるにしても県リーグに所属となるとかなりサッカーもうまくないと厳しいですかね?
I:そんなことはないですよ。そこが本人の気の持ちようでもあるんですが。
もともと県リーグということを知って入部するわけですから、そこでちょっとうまくいかないからといって辞めないで続けて欲しいです。
僕はサッカーはある程度は慣れが解決してくれるスポーツだと思ってます。
自分よりうまいチームメイト、強い対戦相手と真剣に向き合っていくうちに、だんだんと遜色なくプレーできていくと思います。
”あいつ下手だけど、良く守備する。”
”ゴール前で体張ってくれる。”
”ボールが来なくてもよく走る。!”
と、チームメイトに認めてもらえるように真面目にプレーできれば、うまい下手は関係ないです。
年齢やチーム歴に関係なく、チームの仕事も率先してできればなお良いですね。
T:今期は優勝のチャンスですが。
I:そうですね。優勝したいですね。
ただ勘違いして欲しくないのは、吉田SCは勝つことが目標ではありません。
理想はその日出席してくれた全員が出場して良い試合をすることで、その結果が勝利であればなお良いというだけです。
優勝をつかみ取るにはそれでは厳しいかもしれませんが、それでも全員出場で勝利したいです。
大事なことは、サッカーが好きというだけで吉田で出会った、年齢も出身校も仕事も違う人達が、いっしょにプレーすることで日々の生活が少しでも楽しくなってくれることと思います。
T:と言いますと。
I:僕の場合、水曜日の練習と日曜日の試合が楽しみでしょうがないです。もちろん優先すべきは家庭>仕事>サッカーなんですが、とにかくサッカーの時間を作るために家庭や仕事をがんばるというのが生活のリズムになっていて、それを中心に毎日が回っているという感じです。
で、その貴重な時間を割いてプレーするサッカーがチームメイトみんなにとって、楽しく有意義なものになってほしいです。
時間に集まって、ボール蹴って、解散。
で満足する人もいるかもしれませんが、それだけで終わらせて欲しくないです。
練習中、試合中、移動中、やその合間にいろいろ対話して、人間関係を築いてほしいです。
T:いろんな年代や出身校、仕事が違えば会話するのが大変じゃないですか?
I:大変なのが大事だと思います。
まずは入り口は共通のサッカーがあるわけですから簡単ですよね。
そこからどう会話を広げていくか?
自分が話したいこと、尋ねたいこと、相手が話したいことをグラウンドの中でも外でも考えながら会話することがサッカーにもプラスになっていると僕は思っています。
最初はだまってサッカーしていた若い人達が、いつのまにか堂々と議論しているのを見るとうれしくなります。
T:なるほど、吉田サッカークラブの強さの秘密は、まとめると、
勝利は結果であって目的ではない。
真剣にプレーに向き合う気持ちが大事。
メンバー間の対話力。
ということになるのでしょうか?
I:その通りです。
サポーターの皆さんに良い報告ができるようにリーグ戦の残り試合を一生懸命戦いますので応援よろしくお願いします。
T:本日はありがとうございました。
アマチュアクラブならではの内情などもお話下さいました。
インタビュアー:(以下T)
吉田SCさん、今期は調子良いですね。
ここまで負け無し(第4節終了時点で3勝1分)で首位と好位置につけていますね。
運営委員:I江(以下I)ありがとうございます。正直驚いています。
開幕前に日程表を見たときは、第4節までに勝点が取れるかどうか心配でした。
前年下位のチームは最初は上位と当たるようになっていますので。
勝ち点0でもみんなの心を折れなくするのが仕事だと思ってました。
T:今シーズンは新しい選手が多いようですが。
I:そうですね。本当に助かってます。でもそれも突然だったんですよ。
T:えっ、そうなんですか。
I:3月末の選手登録時には20人だったんです。正直1年乗り切れるか心配でした。
それが4月になったとたんに続々と入部希望者が現れて現在は28人が登録しています。
T:何か勧誘とかされたんですか?
I:いや、うちは”来るものは拒まず。”がモットーなんですよ。
もちろん来てもらうためにいろいろとアピール活動はしています。
ホームページ等で情報を発信したり、いろんなサッカー関係の集まりには顔を出して、高校や中学の先生、サッカー選手の父兄に吉田SCを知ってもらうようにしています。
アマチュアの社会人クラブとは言っても長野県のトップリーグに所属していますので、無理に誘っても本人のやる気が無ければ続けるのは難しいですので。
だから、やる気のある人が門を叩いてくれるのを待っています。多少背中を押すくらいはしますけどね。
自分で当クラブを探して入部してくれた人のほとんどは長続きしています。
今年から入った人達もできるだけ長く続けて欲しいですね。
T:チームに加わるにしても県リーグに所属となるとかなりサッカーもうまくないと厳しいですかね?
I:そんなことはないですよ。そこが本人の気の持ちようでもあるんですが。
もともと県リーグということを知って入部するわけですから、そこでちょっとうまくいかないからといって辞めないで続けて欲しいです。
僕はサッカーはある程度は慣れが解決してくれるスポーツだと思ってます。
自分よりうまいチームメイト、強い対戦相手と真剣に向き合っていくうちに、だんだんと遜色なくプレーできていくと思います。
”あいつ下手だけど、良く守備する。”
”ゴール前で体張ってくれる。”
”ボールが来なくてもよく走る。!”
と、チームメイトに認めてもらえるように真面目にプレーできれば、うまい下手は関係ないです。
年齢やチーム歴に関係なく、チームの仕事も率先してできればなお良いですね。
T:今期は優勝のチャンスですが。
I:そうですね。優勝したいですね。
ただ勘違いして欲しくないのは、吉田SCは勝つことが目標ではありません。
理想はその日出席してくれた全員が出場して良い試合をすることで、その結果が勝利であればなお良いというだけです。
優勝をつかみ取るにはそれでは厳しいかもしれませんが、それでも全員出場で勝利したいです。
大事なことは、サッカーが好きというだけで吉田で出会った、年齢も出身校も仕事も違う人達が、いっしょにプレーすることで日々の生活が少しでも楽しくなってくれることと思います。
T:と言いますと。
I:僕の場合、水曜日の練習と日曜日の試合が楽しみでしょうがないです。もちろん優先すべきは家庭>仕事>サッカーなんですが、とにかくサッカーの時間を作るために家庭や仕事をがんばるというのが生活のリズムになっていて、それを中心に毎日が回っているという感じです。
で、その貴重な時間を割いてプレーするサッカーがチームメイトみんなにとって、楽しく有意義なものになってほしいです。
時間に集まって、ボール蹴って、解散。
で満足する人もいるかもしれませんが、それだけで終わらせて欲しくないです。
練習中、試合中、移動中、やその合間にいろいろ対話して、人間関係を築いてほしいです。
T:いろんな年代や出身校、仕事が違えば会話するのが大変じゃないですか?
I:大変なのが大事だと思います。
まずは入り口は共通のサッカーがあるわけですから簡単ですよね。
そこからどう会話を広げていくか?
自分が話したいこと、尋ねたいこと、相手が話したいことをグラウンドの中でも外でも考えながら会話することがサッカーにもプラスになっていると僕は思っています。
最初はだまってサッカーしていた若い人達が、いつのまにか堂々と議論しているのを見るとうれしくなります。
T:なるほど、吉田サッカークラブの強さの秘密は、まとめると、
勝利は結果であって目的ではない。
真剣にプレーに向き合う気持ちが大事。
メンバー間の対話力。
ということになるのでしょうか?
I:その通りです。
サポーターの皆さんに良い報告ができるようにリーグ戦の残り試合を一生懸命戦いますので応援よろしくお願いします。
T:本日はありがとうございました。