ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

映画 蝉しぐれ

2005年10月01日 | 観た
10月1日(土)

本日、市川染五郎主演映画「蝉しぐれ」が公開された。
待ってましたよ、この時を!

映画を見る前に読んだ、藤沢周平の「蝉しぐれ」
私にとっては初めての藤沢作品。
時代物特有の、難しい文体だったらヤだなと思って手に取ったが、
そんな事吹き飛ぶ位あっという間に作品の中に入り込んでしまった。

読後、日本の懐かしい原風景を見せられたようで、心が震えて仕方なかった。
なんて落ち着いた、大人の読み物なんだろう。
中高生の頃に読んでも、きっとこんな気持ちにはならなかっただろう。

そう考えると、「読もう!」と思ったきっかけが、
染様主演での蝉しぐれの映画化だったって事が、本当に嬉しく思う。

さて、映画。

今日は1日。映画の日と言うこともあってか、
はたまた土曜日だったからなのか、
いやいやみんなこの映画を心待ちにしていたのであろう、ものすごい人だった。
人気あるなぁ。
この人気、染様のものであって欲しいが、そうじゃない事は一目瞭然。
なぜなら、藤沢作品ファンであろうと思われる、おじいちゃま達がいっぱい。
この年齢層の高さ。
あちこちから聞こえてくるしわぶきに、
「俺の藤沢をどう映画化したって言うんだい?」という思い入れを感じる。

始まってすぐ、まずはロケ地となった山形の景色に心を奪われる。
日本人って、こんな景色の中で昔から暮らしてきたんだ・・・

山にかかる霞。
田畑をそよいで通る風。
小茄子のなる庭先の畑。
木漏れ日の降る小道。
厳しく襲い掛かる吹雪。
吹雪と見紛うばかりの桜。
日々の命の水である川のせせらぎ。

どのシーンの景色も涙が出そうになる。
そんな景色の中、真っ直ぐ育っていく文四郎。
文四郎を憎からず思うふく。

文四郎に襲い掛かる過酷な運命と
自分の意思とは関係なく運命に翻弄されるふく。
少年期の文四郎とふくが、お互いに惹かれ合いながらも、
それを口にすることなく別れ別れになってしまう所では、生きていく事の哀しさを感じた。

時は移ろい、大人になった文四郎。
染様の演じる青年期の文四郎が出てくると、映画がピリッと引き締まるのを感じた。
藩の権力争いに巻き込まれる文四郎とふく。
自力で危機を乗り越え、ふくをも救う文四郎の落ち着いた瞳がたまらん!!

気持ちが治まったら、もう一度原作を読み直そう。
そして、あの美しい佇まいを持つ、染文四郎に会いに行こう。

この秋、この映画で大人の上質な時間をどうぞ。
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谷本仰DialoguesVol.8

2005年10月01日 | 観た
5月に観に行ったトリオ・ロス・ファンダンゴス谷本仰さん
毎月開催していると言う、「谷本仰Dialogues」のVol.8を観て来た。

毎回、異分野の方とのコラボレートが楽しめるこの企画で、
今回はうちのダンナさんが何かとお世話になっているYッシーが映像アーティストとして参加。

うちのダンナさんのわがままを、一度たりとも「出来ない」と言った事のないYッシー。
きっとものすごい事が起こるに違いない。

会場に行くと、何だかものすごい機械に囲まれているYッシー。
谷本さんの足元にも、謎機械が!

スクリーンに映し出される、Yッシーの幻想的な映像。
万華鏡のような映像にほろ酔い加減。
気持ちいい・・・

それに覆いかぶさるようにして、奏でられる谷本さんのバイオリン。
バイオリンだけじゃなく、様々な鳴り物が重なり合う。
わー、なんてアクロバティックな音なんだろう。
謎機械も大活躍。

欲を言えば、もう少し映像の素材を準備してあった方が、後半もっとぐっと楽しめたと思う。
Yッシーの技術に大期待!

Yッシー、そして谷本さん、楽しい時間をありがとう!!
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韓国で買っちゃいました その16

2005年10月01日 | 買った
「演劇の本」

去年、韓国から来たパントマイムアーティスト集団が
北九州で公演をするというので、通訳のお手伝いをしました。

以前、舞台に関わっていた事もあって、
公演をするにあたっての、裏方の流れなども多少は解っているのですが
演劇に関する韓国語をあまり知らずに、往生しました。



で、今回買い求めたのが「演劇読本」と「演劇辞典」です。

思いついたのが帰る直前で、慌てて本屋さんで探したので
私の欲しい内容なのかは判りませんでしたが、
演劇に関する単語の説明などが載っていて、これを日本語に照らし合わせてみれば
日本で使っている演劇に関する単語が、韓国語でどう言うかが分かると思います。

ま、勉強のつもりで訳してみます。
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韓国で買っちゃいました その15

2005年10月01日 | 買った
「オクスス茶」



写真で判るかとは思いますが、オクススとはとうもろこしの事。
これはとうもろこしのお茶です。

麦茶のパックのように、煮出すか水にそのまま入れて使います。
簡単に使えるし、体にもいい(らしい)ので、年配の方へのお土産にいいと思いますよ。

15パック入りで700W(70円)。
え?700W?
めっちゃ安いな。
今、レシートで確認して自分でビックリしました。
これはもう、買うしかないですね!
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韓国で買っちゃいました その14

2005年10月01日 | 買った
「キムチ」

はい、出ました。
お土産の定番、キムチです。



左がゴマの葉キムチで、右が白菜キムチです。

私はゴマの葉のキムチが大好き!!
最初に食べた時はニオイがきつくダメでしたが、少しづつ食べるようになり、今では大好物です。
下宿のご飯のパンチャン(おかず)にゴマの葉キムチが出てると、
その日はそれだけでご飯を食べてました。

ただ、ゴマの葉キムチは少々お高いです。
右の白菜キムチが300g1500W(150円)なのに対して
ゴマの葉キムチは250g3300W(330円)でした。

でも美味しかった~。
コレがなくなるまで、私、おかずは要りません・・・
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韓国で買っちゃいました その13

2005年10月01日 | 買った
「ジュース色々」



韓国に行くと必ず飲むのが、1番左のデルモンテのマンゴージュースです。
これは大きいペットボトルですが、200cc位の缶でも売ってます。
特にこのデルモンテのが美味しいんです。
トロッとした喉越しで、昔のネクターみたい。
お値段は結構お高く、2900W(290円)でした。

真ん中に置いてある缶のジュースは梅ジュースです。
さっぱりとしていて美味しいです。
自動販売機で600W(60円)位で売ってます。

その右は葡萄のジュースです。
中に葡萄の実が入ってます。
これも600W程度です。

缶ジュースの下にあるのが、私の大好きなゴマ豆乳。
韓国の豆乳はちょっと甘く加工してあるみたいで、日本のよりも飲みやすいです。
豆乳苦手な方も、韓国に行ったら挑戦して欲しいです。
最近は健康志向で、豆乳の中にこういうゴマを入れたものや
黒大豆を入れたものが多く、黒いパッケージでよく売ってます。
何種類かありますが、味比べをした結果、コレが1番美味しいと私は判断しました。
この種類は、どこにでも置いてあるとは限りませんが、コンビニやスーパーで買えます。
何の種類でもよければ、コンビニやスーパーには絶対にありますのでお試しあれ~。
これも600W程度です。
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韓国で買っちゃいました その12

2005年10月01日 | 買った
「マッコリ」



はい、言わずと知れたマッコリですね。
帰ってすぐにマッコリの会があると言う事だったので(結局流れちゃったんだけど)
忘れないように買わなくちゃと必死でした。

お酒は関税の対象になるので、そんなにたくさんは買って帰れません。
今回は1200cc入りのを2本買ってきました。

種類がいくつかあって、地方によっても味が違います。
いつか韓国全土を回って「マッコリ味比べの旅」とかやってみたいです。
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韓国でもらっちゃいました その4

2005年10月01日 | もらった
「平和」



平和と言うタイトルの本です。
これはこの日会った、장정아(チャンチョンア)氏から頂いた物です。

チョンア氏はフランス文学専攻で、
この本はモニクカスティオと言う人が書いた物をチョンア氏が翻訳した物です。
翻訳までされるなんて、すごいですよね。

哲学書なのでさすがに内容の把握はかなり難しいです。
知っている単語をつなぎ合わせて、こんな事言ってるんだろうな・・・位の理解力です。

こんな難しい本をすらすら読めるように、ちょっとづつでも、勉強していかなきゃな。
頑張りマッス
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韓国でもらっちゃいました その3

2005年10月01日 | もらった
「ミンジュから色々」

ミンジュは私の友達、チナの妹。
中1だという彼女は、パッと見小学生位にしか見えません。
カンドンウォンが大好きな、可愛い韓国の妹です。

そんな彼女が、嬉しい事によくなついてくれて、
私に色んな贈り物をくれました。



まずはピの写真。
文具屋の一角にあった、スターの写真コーナーで一気にテンションの上がったミンジュは

「オンニ(お姉さんの意)誰が好きですか?ピが好きと言ってたでしょう?」

と、ピの写真を3種類位持ってきました。

「私がプレゼントします。どれか選んで下さい。」
「え?いや、いいよ。」
「いえ、贈り物をしたいんです。」

可愛い彼女の気持ちに、答えようと選んだ1枚が左上の写真です。
パソコンする度に、ミンジュの事を思い出せるようにパソコンラックに貼り付けました。

しばらくしてミンジュが

「オンニ、誕生日いつですか?」

と、訊いてきました。
私の誕生日を教えると納得したようにどこかへ行くミンジュ。
家に帰った後、私にまたもや

「これ、プレゼントです。」

と、可愛い包み紙を持って来ました。
中に入っていたのが、右下の携帯に付いているストラップです。
(この話、ココを読むとちょっと笑えます。)

それから次の日、
いよいよ私が帰るとなった時、

「オンニ、これ使って下さい。」

と言って持って来たのが、左下の熊のマスコットが付いたボールペンです。
ミンジュが自分で作ったものだそうです。
とても可愛くて、使うのがもったいない位です。

「ありがとう!こんなにたくさん。昨日もプレゼントもらったのに・・・」
「オンニも私に贈り物をくれたじゃないですか。」
「でも、本当にありがとう!」

そう言って、いざ、家を出ようとしたその時です!

「オンニ、これも持って行って下さい。」

持って来たのは右上に見える青い箱。

「これは今じゃなくて、日本に帰る時に開けて下さい。」
「こんなにたくさんありがとう、ミンジュ。日本に帰ったらメールするからね。」

そう言って、お別れしました。

そしてこっそり開けてみた青い箱には、インスタント紅茶のスティックが5本と、
飲み方の書かれたメモが入っていました。

ミンジュ・・・

日本に帰ってうちのダンナさんに一部始終を話すと、あまりのおかしさに声もなく笑ううちのダンナさん。
ありがとう、ミンジュ。
うちに平和がやってきたよ。

色々もらったけど、1番もらったのは笑いだったみたいです。

紅茶もレクチャー通り美味しくいただきました。
また韓国で会おうね!!
コメント (2)
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