昨日観た、「
ゲキ×シネ第3弾SHIROH」
もうすっごく良かったのー。
なんで私はこの舞台を観に行かなかったのか・・・、全くもって残念です。
スクリーンで観てこの迫力なら、生で観る舞台もきっとそれ以上に迫力があったはず。
なんと言ってもこのSHIROHはミュージカル。
最初から最後まで歌いっぱなしで、心にジンジン響いちゃう。
さて、何から書こう。
やっぱし一番輝いていたシロー役の中川晃教クンでしょう。
実は名前と顔が一致するというだけで、彼の事はほとんど何も知らなかった私。
「モーツァルト」で博多座に来ていたのは知っていたけど、
だからと言って食指が動かなかったのは、ミュージカルよりはお芝居の方が好きだからだったのかしら?
でも後悔。
観に行っときゃ良かった・・・。
「SHIROH」の中で顔をくちゃくちゃにして歌う彼に一目惚れ
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猫科の動物を思わせるしなる体で、力一杯歌う彼を目の前にして、つい体が前傾姿勢に。
いやー素敵でした。
それからもう一人の四郎、上川隆也も良かったわー。
「天保十二年のシェイクスピア」の時よりは、歌も良く歌ってたし・・・。
やはり人気劇団で看板張っていただけの事はありますね。
中川君のシローとは対照的に、苦悩する姿が物語の雰囲気をかなり盛り上げてました。
秋山菜津子さんの、くの一お蜜も好演でした。
密偵としてキリシタン達と接触したはずなのに、いつの間にかシローの歌声に惹かれてしまう、悲しいくの一。
涙を一筋ホロリとこぼして死んでいくシーンに女優魂を見ました。
松平伊豆守信綱役の江守徹さんも、重低音のいい歌声でした。
久々に痺れましたね。
敵役なんだけど、なんだか憎めないキャラクターだし。
若い座組の中にあって、際立って「オトナ」でした。
リオ役の大塚ちひろは歌が良かったですね。
歌を歌ってる人なのかと思って調べてみたら、そうでもなかった。
女優さんなのですね。
でも、なんか別のミュージカルにも出てたような気がするんだけど・・・。
歌といえばレシーナお福役の杏子ネーさんでしょう。
バービーボーイズ時代からの変らぬハスキーボイスで、子宮をフルエさせてくれました。
どの俳優さんが歌うより、杏子さんの歌声が子宮に響くとは・・・。
バービーのCD、聴きたくなっちゃいましたね。
山田寿庵役の高橋由美子ちゃんは、ほとんど劇団☆新感線の準メンバーですね。
もう3作品目?でしょうか。
今回は非常にしっかりとした、芯のある役どころでした。
準メンバーと言えば、池田成志と植本潤のご両名。
二人に関してはもうメンバーと同じ位の思い入れで観てしまいます。
そしてもちろん劇団☆新感線のメンバーには、それぞれにアツイアツイ思い入れがありすぎて、
この気持ちをどう表していいかわかりません。
言いたい事が多すぎて、言葉が溢れ過ぎて、とても書く事が出来ません。
劇団☆新感線の事、それ位好きなんだなーと、改めて自分で驚く位・・・。
やはり、劇団☆新感線モノは、どんなモノでも観に行かなくちゃダメだなー。
東京のみ公演だと、かなり厳しいんだけど、なんとかやりくりして観に行かなくちゃダメだ。
「どうせゲキ×シネであるだろうから、舞台は観に行かない」なんて事してたら、きっとまた後悔するからね。
それにしても劇団☆新感線の事になると本当にウザくなるなー。
読んで頂いた皆様、どうもすみません。
そして、このゲキ×シネSHIROHを、もう1回観に行く事が私の中で決定しました。
スケジュール的に今日がラストチャンスなので、また行ってきます!!
14日までT・ジョイ リバーウォーク小倉でやってますので、お近くの方はぜひ~。
観て損はないですよー。