5-7:大工さんプラン
近所にハイセンスの大工さんがいるのよ!見たいなノリで、大工さんに家を建ててもらう(大工さんの場合はこう言うイイマワシが一般的)方もイッパイいらっしゃいます。
普段は、図面を描くことより現場にいる方が落ち着くのか、稼ぎが良いのか理由はともあれプランを作ることは滅多にしません。1棟1棟に、魂入れ込んで建てた家が、街の展示場みたいなところがありまして・・・あんな感じこんな感じ具合で受注もあるものだから、同じ様な建物になります。
時々、凝ったお客さんが尋ねてくると・・・気心の知れた設計士さんに間取りを造ってもらいます。
何故間取りか?間取りだけなのか?
ひとつは、家は屋根のカタチで見栄えが違いまして・・・昔から、見かけにはコダワリがあります。最後の仕上げは自分の色を付けたいのです。
もうひとつは、納まり・・・木組みを考えて納まりを考えて・・・変更します。
だから気心が知れている必要があるのですが、引渡しまでどんなものが完成するかわからないというスリルもあったりするのです。
それじゃ~大工さんのプランは不透明!・・・なのか?
大工さんも色々な方がいらっしゃいまして・・・一級建築士の大工さんもいれば、昔ながらの棟梁もいます。最近では、ヤタラと電動道具を使うのが上手な大工さんもいます。と言いながら、腕とプランは全くのベツモノでして・・・
大工さんプランは?と聞かれたら・・・「自らプランを描ける人は少ない」と言うしか無いのです。もしかしたら・・・ゴースト・プランナーがイルカモシレナイ(笑)