5-13:山車の設計
「おい!NABE!山車の設計図を作れ!大至急!!!」って町の頭取から声を掛けられたのです。設計屋さんをしていると、何でも出来そうに思うらしい・・・(笑)
私の住んでいる町内には神輿が2台あります。男神輿に女神輿、聞こえは良いのですが両方とも中学生がカクことになっているのです。大人はお世話係なのです。
で、山車は?小学生以下の子ども達に引かせます。お菓子やジュース、お魚にお酒の頂き物を積んで練り歩きます。太鼓を載せて、笹飾りつけて、のぼり立てて、提灯と紅白幕でデコレーションします。昨年までは、工事現場用のゴミ収集箱(タイヤ付)を土台に造っていたのですが・・・如何やら、大人が本気モードになったようです。
とりあえず、図面を作って頭取に・・・OK!ハイ!
図面はそのまま、町の大工さんへ納期は秋祭りの前日まで・・・台車は、これまた町の車の修理屋さんが用意します。
たぶん、これで間違いなく出来上がります。少し期待しています。
なぜココまで大人が本気になれるのでしょう?全ては、
子ども達に喜んでもらえる祭りために考えたのです。昔の思い出や記憶を頼りに、今風に・・・
少しだけ「家づくり」に似てませんか?