5-15:スイッチのはなし
家を建てるとなると、アー使用コー仕様と色々と考えるものである。最近では照明器具も凝ったりするものである。で、その照明にホボ付きもののスイッチのはなしです。
ここのところ、バリアフリーという言葉の影響かスイッチはとりわけ大きい物が主流のようである。老化しても押しやすい事で間違いではなさそうである。大体のところ、床から1300mmほどの高さに設置するものである。そういえば、あるHMでは両手がふさがっていても操作できるように高さを若干低めに設定しているところもあった。
使い易さから見ると間違いではなさそうである。
さてさて、ここで和室のスイッチを考えることにする。その前に、「和室の襖(入口)をどうやって開けますか?」という質問を投げかける・・・部屋の前で座って開ける・・・昔の人は、そして、座って閉める・・・昔は、 そう!座っているのです。
どうせ座っているなら、スイッチを低くシツラエル事も間違いではないのでは・・・と思う。
今時、和室の襖(入口)を開ける時に部屋の前で座るヒトはいったいどの位いるだろうか?意味が無いかもしれない・・・
ただひとつ、日本古来からの作法みたいなものを継承するには、有効なシカケになるはずである。