2日目です。
11月中旬、昼間の気温は日本と大差なくても、さすがソウルの夜は冷えます。私たちが寒く
ないようオンドル操作を教えてくださり、寝具には電気毛布も用意してくださいました。
オンドルは二部屋全体の床暖房装置なので、起きている時だけつけ、寝るときはオフにして
毛布だけをつけて寝ましたが、汗をかく位にあったかく過せました。
朝食は昨日の機内食のパンに日本から持参したインスタントワカメスープ、それに先生からの
差し入れのミカンとコグマで済ませ、チング(友人―以下チングとだけ書かせていただきます)と
待ち合わせた地下鉄新村駅に向かいます。バスがありますが、共同行動時はタクシー利用が
多くなるので、散策を兼ねて歩いて向かいます。ゆっくり歩いても20分程度で行けそうです。
延世大沿いを正門前で南に曲がり程なく地下鉄新村駅です。途中歩道の隅っこにこんな物を
見つけました。通り過ぎてしまってから、ブログにアップできるかもとカメラをとりだしました^^
戻ってよく見ると、土鳩のようです。怪我をしているのかと思いましたが、そうでも
なさそうです。警戒する風でもありません。不思議です?可愛くて後ろ髪惹かれましたが・・・
チングとは、シンチョンロータリーのマクドでスムーズに会え、今日向かう先はテハンノです。
滞在中一度は演劇を見るべく、まずはマロニエ公園にある公演案内所 ↓ で作品を選びます。
中にあったチラシの中から「メン フロム ジ アース」をチョイスし、劇場を下見。
公演が開始されて程ないからか、花輪も真新しいです。
テハンノにはお気に入りのホットク屋さんがあったので、お八つにと思ったのですが、残念なことに
準備中でしたTーT。 時間は既に11時45分とお昼近かったというのに(営業は12時からだそうです。)!
特別に作ってもらえないかと頼んで見ましたが、準備ができてないと断られました。営業開始が遅すぎ!
とむくれましたが、諦める他ありませんT-T。。。。
気を取り直してナクサン公園までタクシーで向かいます。テハンノからナクサン公園までの道は、結構
坂道がきついのです^^;
着きました。公園入り口に龍の壁画。
これは朝鮮時代、北岳山、仁旺山、南山、駱山の四山を首都ソウルを守る風水地理的に意味を
持つ「内四山」と呼び、駱山は青龍の位置にあることでここに龍の絵を刻むことになったようです。
公園には入らず路上美術館を目指します。周辺道路の右側の柵の下は崖です。崖に向かって
いろんなオブジェがありましたが、うまく撮れたのは唯一これのみ↓でした。
ドラマの撮影地にもなっているそうですが・・・、路上芸術の上でポーズをとる人々
ひとしきり路上美術館で遊んだ後は、東大門のタッカンマリ横町を目指します。
途中ビルの陰の、普通なら花壇にするような場所にこんな物が栽培されていました。
韓国の人はお花も好きなようですが、ちょっとした土のあるところを利用して野菜を作るのにも
とても一生懸命です。プランターで唐辛子を育てたり、サンチュを植えたりの軒先をよく見かけます。
でもソウルのど真ん中ビルとビルの谷間の花壇に育つ白菜は、さすがに初めてです。
キムジャンの白菜になるのでしょうか?
東大門で右(チョンノ五街方面)へ曲がり、1本目の道をすぐ左折し屋台の間を歩いて2・30m
程行くと右側にタッカンマリ横町の入り口があります。
7月別なチングとも食べたタッカンマリ、1時も過ぎてお腹がペコペコです。お店の前の行列は
幸いなことに短く(2・3組)、どんどん呼ばれて店内に入って行きます。
私たちもほどなく着席、小(2・3人前)を注文するとすぐ眼の前に洗面器様の鍋が運ばれて
きます。中には鶏ハンマリ(一匹)とジャガイモが入っています。トッピングで餅を入れても良い
ですが、最後にうどんで締めたいのでパスです。この段階で、セルフサービスのキムチをドーンと
投入しても可ですが、そんなことも思いつかず、ひたすら炊けるのを待ちました。
見た目殆ど鶏の水炊きですが、タレが違います。唐辛子とニンニクを主体に作られたタデギに酢、
醤油をそれぞれ好みの量で投入します。私たち3人はお酢と醤油で満たしたお皿にタデギを少量
薬味として入れていましたが、隣席の若い女性が豪快にお皿をタデギで一杯にしていました。
思わず撮らせてほしいとOKをいただき写真に収めた現地の人の付けダレです↓
お隣の豪快に食べかつ飲む様子にはおよびませんが、私たちもタッカンマリとおうどん2玉を完食。
続く