心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

晩秋のソウルに遊ぶー早朝割引で映画観賞

2014-11-29 | 韓国旅行

      

おはようございます。鬼のかく乱(?)かン十年ぶりに風邪をもらいましてダウンしていました。

まず旅行の疲れで夫が発症し、続いて私がダウン。そこまでは良いのですが娘にうつすまいと

夫が取った措置が憎いです。勤めの関係で都内のアパートに別居し週末の帰宅が、私たちの

無上の喜びだというのに、『今週末はお母さんが風邪ひいてるから帰らないように!」

内心では穏やかではないのですが・・・・・正しい判断だけに怒るわけにもいかず・・・の週末でした。

 

では拙い旅行記お読みいただけたら幸いです^^

                   ↓ ウリヌン ヒョンジェ インミダ(私達は兄弟です)

         

 

毎度恒例化した早朝割引での映画観賞、今回は訪韓3日目に計画しました。

いつも忙しくしていらして誰かが誘わない限りいらっしゃることが少なそうな

下宿のセスクシや料理教室の先生もお誘いして見に行ってみようと考えたところ

セスクシはキムジャンの準備で不参加ですが、先生は喜んで参加してくださる

ことになりました。

 

割引対象の朝一番の上映は9時15分開始と調査済みです。チングとは、チケット

売り場に9時集合、先生とはカフェ前に8時半、新村のアトレオンシアターまで30分

あれば充分でしょう。

平日の朝とあって私たち以外に一組だけのお客さん、華やかなコマーシャル映像から

スタートします。韓国のコマーシャルフィルムは出演する芸能人が一般の人と対照的に

ゴージャスなのと正比例して実に華やかに感じます。

 

映画は幼い頃、夫に先立たれた母によって孤児院に預けられた兄弟が、兄は米国に

養子に行き、弟は韓国でと生き別れの人生を過ごした後、30年ぶりに劇的対面を果た

したはずが・・・・実際に会って見ると、物腰、スタイル、職業、全てにまるっきり違う

 という二人。

そして兄弟対面の後には母子対面が予定されていたはずが・・・・痴ほう症のあるオンマ

(母親)が忽然と消えてしまいました。(実はTV局見学に来ていた団体に紛れ込んで、団体

バスに乗り込んでしまったんです^^本来なら見知らぬ人が紛れているとわかる筈が、点呼

を取り一人多いとわかった時、足りないんじゃ大変だけど多いのは問題無しとして先を

急いで出発してしまったんです^^ーこれって韓国のケンチャナ精神?それとも映画だから)

 

大型バスで高速道路に出てしまったオンマ、サービスエリア等を通して次々動きます。

母の目撃情報を追って津々浦々探しまわる間に兄弟は、離れて育った違和感を克服し

兄弟の絆を取り戻す、といってしまえば型どおりでつまりませんが、思い出の歌をと

いわれ、同じ歌を熱唱したり、別れる前にはお互いに相手の仕事道具に他愛ない

いたずらを仕込所など、まさに兄弟の血の繋がりを見せて、ハッピーなジエンド。

 

映画終了後は、私のリクエストで‘美味しいチャジャンミョン’を食べに、先生行きつけの

中華料理屋へ。

 

韓国ドラマを見ていると、現代より少し前の時代、朝鮮戦争が終わり韓国が復興目指して

いたようなころのチャジャンミョンは、嬉しいことがあった時など家族みんなで外食しに出

かけるような時に、よく食べられた料理のようです。また日本で引っ越しというと’日本そば’

がイメージされるように、韓国ではチャジャンミョンが引っ越しにはつきものの食べ物です。

 

ぺヨンジュン主演「四月の雪」のクライマックス間際、インスが妻と別れて引っ越ししたことを

表す場面で監督は引っ越し荷物が積まれた部屋で、インスにチャジャンミョンを食べさせる

ワンカットを入れていました。

 

私もどんなものかという興味で1・2度食べて見たことはあるのですが、レトルトのルーを

使用しているような感じで、とてもおいしいと言うほどのものではありませんでした。

ですからず~っと機会があれば、本当においしいといわれるチャジャンミョンを、是非一度

食べて見たいと思っていました。

 

チャジャンミョンは中華料理のジャージャー麺が起源だというので、中華料理屋さんでソー

スを自家製で作っているお店なら期待できるのではないかと思い、今回のソウル滞在中に

インチョンにある中華街に行って見ようかとも思っていた位です。でも近所に美味しいお店が

あり、先生が連れて行って下さるのなら、インチョンまで行くまでもありません。

写真はお箸を片手に1本ずつ持ってかき混ぜた後のチャジャンミョンです(見苦しくて

すみません。料理への関心が先で、撮影がいつも後手になってしまいます^^;)

中華料理店では定番メニューのタンスユッ(酢豚)も。韓国の味付けは日本とは違い

甘酸っぱい味付けではありません。お肉もこの店では薄切り肉を餅粉の衣をつけて

揚げてあってもちもちした触感でした。

 

食事中先生から私たちにどの程度映画を理解したか、あれこれ質問が飛び、三人で

一生懸命答えました^^

おかげでいつもどこかに霧がかかったような観賞後の印象が今回はかなりクリアー

です。

(続きます)

 

 

※ジャージャー麺はテンメンジャンという中国の甘味噌でソースを作りますが、韓国ナイズ

されたチャジャンミョンはテンメンジャンに替えて黒豆で作った味噌を原料とするそうです。