「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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署名についてのミャンマー大使館の対応解説

2007-10-26 01:45:14 | その他
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html

ミャンマー大使館に、午後二時半に着きました。
ほとんどのテレビ局のカメラが見守る中、
事前から再三出てきて受け取るようにと、
電話で話はしていたのですが、
確実に受け取るからポスティングしてくれの一点張りでした。
現場でも石丸さんがインターホン越しに再三話をしたのですが、
誰かがインターホン越しに聞いているのははっきりわかるのですが、
言葉を発せず、息を殺しているような状況でした。
とりあえず署名はポストに入れて、
高世さんが抗議文を読み上げ、
石丸、高世のお二人が、各社にコメントをしていました。

面白かったのは石丸さんたちが各社のカメラの前に陣取るために
場所少し移動すると
正門付近にあったミャンマー大使館の監視カメラが
ウィーンと音をたてて、移動した方向にカメラの向きを
変えてきたのです。
自分たちは表向き反応しないのに
こちらが何をしているのかは敏感に気にするんだなあと
変な関心をしてしまいました。
監視カメラというのは犯罪抑止にも役立つものといわれますが
権力者があたりの動向を探る先端でもあり、
臆病者がおそるおそる現実世界を垣間見る道具でもあります。
監視カメラというものの本質の一端を理解させていただきました。

きょうはNHKでニュースが流れたようで、
ありがたかったです。
民放の大半は夕方Nで協栄ジム会見生中継にまけて
放送がされず
今の日本のテレビメディアらしいなあと苦笑しました。

でも苦笑だけしている訳にはゆきません。
こういう流れでほんとうに良いのかと
長井さんがつぶやいているきがします。

流れを何か変えるためにも
まず署名から協力してみませんか。

署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html


また今週土曜日正午から全国三ヶ所で

一ヶ月の節目に街頭署名をおこないます。

日時 10/27(土) 
正午から午後二時ごろまで(大阪は早く終わる可能性があります)

場所 

東京    有楽町マリオン前広場付近
大阪    JR大阪駅南口前で
フロートコートの隣にある歩道橋の上
愛媛県今治市   今治銀座商店街
(ドンドビ交差点より)

署名活動は事務局や同窓生、
ブログを見たボランティアがおこないます。
お近くのみなさま、ご協力よろしくお願いいたします。


署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。

なお署名の用紙のPDFファイルも設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf

送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127



肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127


英文の抗議文作成しました。
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Senior General Than Shwe

Chairman of the State Peace and Development Council,

H.E. Mr. Hla Myint

Embassy of the Union of Myanmar in Japan


Dear Sirs:

On September 27, 2007 a video journalist Mr. Kenji Nagai was shot to death at a close distance by a member of the army of your country. He was reporting the activities of your army towards your citizens in your country as an international journalist. This Japanese journalist was shot without warning while he was engaged in an international press activity on the street of Yangon. This shooting incident by your soldier constitutes a sever violation of rules of the international community concerning activities of the press. The action of the soldier was intentional and cruel which, as members of the international community and as citizens of Japan, cannot dismiss without strong requests for fair punishment. Furthermore, the police authority of your country has not returned the video camera and the video tape contained within which Mr. Nagai was using at the time of death. The camera and the tape legally belong to Mr. Nagai in accordance with the international law.



We hereby strongly protest the atrocity done by the member of your military resulted in the violent death of Mr. Nagai. We also request with sincerity that details of this incident be investigated and opened to public, as well as identifying the perpetrator of the murder and the immediate initiation of due penal processes for this crime accordingly. This is also our strong request and hope that the video camera and the contained recorded tape be returned to Mr. Nagai’s family without any modifications to the recorded material.



Best regards,



The Group Protesting the Murder of Mr. Nagai by the Army of Myanmar.

Suite 306, 7-8-25 Roppongi Minato-ku, Tokyo 106-0032 Japan

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またビルマ市民フォーラムより
以下の集会のご案内をメールで頂きましたので、
抜粋して掲載しました。
長井さんの殺害をきっかけに、
初めてビルマ情勢に関心を持たれた
皆さんもいらっしゃると思います。
ビルマ情勢についてさらに関心のお持ちの方は
こういう機会を利用して学んでいくことも
一つの方法だと思います。
開催団体と僕ら事務局は直接関係はありませんが
メールを頂いたのがひとつのご縁と思いますので
皆さんにご紹介しています。

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【緊急集会】    2007年10月28日(日)東京・星陵会館
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 ビルマ(ミャンマー)軍政と日本―日本外交を動かそう!
 ―長井さんの射殺から一ヶ月、在日ビルマ人と考える― 
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 長井さんと数多くのビルマ人の死を無駄にしないために、みなさんの力で
日本の外交を動かしましょう。

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■日 時: 2007年10月28日(日)

■時 間: 午後2時~午後4時40分 (午後1時30分開場)

■入場料: 500円 (事前申込み不要・当日先着順)

■場所:星陵会館 ホール(400名)
〒100-0014 東京都千代田区永田町 2-16-2
●アクセス:
地下鉄有楽町線、半蔵門線、南北線:永田町駅6番出口徒歩3分
地下鉄千代田線:国会議事堂前駅5番出口 徒歩5分
地下鉄南北線:溜池山王駅(国会議事堂前駅)5番出口徒歩5分
地下鉄銀座線、丸の内線:赤坂見附駅徒歩7分

■共催:
ビルマ市民フォーラム
ビルマ民主化共同行動実行委員会(JAC)
アムネスティ・インターナショナル日本
アーユス仏教国際協力ネットワーク

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【プログラム(予定)】

●射殺された長井さんと多くのビルマ人の冥福を祈る追悼
 (ビルマ僧と日本の僧侶による読経)

●山路徹APF代表のメッセージ
 
●ビデオ上映
 (今回の僧侶たちのデモ行進や治安部隊による武力弾圧の模様、
 軍事政権下の様々な人権侵害の事例やアウンサンスーチー氏の
 映像など)

●在日ビルマ人民主化活動家の証言

●根本 敬氏(上智大学外国語学部教授)によるビルマ問題解説
 
●緊急集会・共同声明の採択

※内容の一部が変更になる場合があります。ご了承ください。

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