「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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「最前線ジャーナリストの真実」はかなり面白いシンポでした

2007-12-02 00:41:36 | 署名などの報告(会の活動報告)
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
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署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。

きのうのシンポジウム「最前線ジャーナリストの真実」は、
日比谷のプレスセンターの日本記者クラブ10階Aホールで
開催し、七十人近くの皆さんが参加しました。
日本テレビの取材が入ったほか、
愛媛新聞や毎日新聞、雑誌の取材もありました。
まず山路さんから
細かく状況説明があり
9/27から嵐のように出来事がおき続けた状況、
警察と比べて外務省の動きが緩慢であること、
あるシンクタンクの協力などにより
長井さん殺害の歩兵師団特定したことなどが
披露されました。
この段階で、もう内容的には
ヘビーであるけれども
非常に興味深い話が多く、可能であれば事務局で
簡便なテープおこしをして、
ブログにあげたいとも思いました。
この後、高世さんと石丸さんがそれぞれの立場から
発言をされたのですが、
高世さんが提示したいくつかの論点の中に
十分な情報をもとに、長井さんが安全確保を図れていたのかという
話がありました。
山路さんはこの点について
いったいどこまで情報収集すれば安全確保できたといえるのか、
それは専門家が後付でいう結果論に過ぎないと反論する
一幕もありました。
出された論点の序論の部分で時間切れの状態で
パネリストからも聴衆からも
「もう少し時間が欲しい」との声が上がっていました。
濃密だけどエキサイティングな二時間で
重たい中身なのにおもしろいシンポジウムで
事務局の無能な司会ぶりにも関わらず
盛り上がったのは本当にうれしかったです。

皆様、お疲れ様でした。
シンポジウムはほぼ全てビデオ収録しました。
営利目的やメディアでの利用目的ではお貸しいたしませんが
一般の方が複数集まる会合があり、
お名前や所属、目的などを
こちらの事務局ときちんとお話いただける方には
無料で貸し出すことにするつもりです。
御要望がある皆さんは会までメールを送ってください。



なお署名の用紙のPDFファイルも設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127

肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127


12/4火曜日に
映画『パラダイス・ナウ』のイベントがありますが
ここで長井さんの映像上映と
長井さんと親しかった嘉納愛夏さん(フリーカメラマン)の
トークがあるそうです。
御関心のある方は御来場下さい。


http://www.uplink.co.jp/paradisenow/
イベント内容の日時、概要は下記の通り。

*************
映画『パラダイス・ナウ』上映会 
+長井健司氏撮影の映像を上映
12月4日(火)18:30 開場
19:00 上映開始
20:30 長井さんの映像上映~トーク
ゲスト:嘉納愛夏さん(フリーカメラマン)
会場:渋谷アップリンクファクトリー
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル
料金:¥1500
*************
以下はアップリンクさんから説明文です

監督来日時に取材をしていただいた
長井さんが2002年にパレスチナで撮影した映像を上映し、
TV用に編集したのでは伝わりきらないパレスチナを、
お客様に観ていただきたいと思っています。
この企画は、長井さんと以前お話していたもので、
会場で、ご本人が映像を流しながら
トークをしていただくという内容のものでした。

今回、このようなことになってしまって、
「長井さんが伝えたかったこと」と
「少しでも多くの人に伝えなくてはならないこと」
について考えていました。

私どもにできることは本当に微力ながら、
「少しでも多くの人に映画を通して問題提起をする」
ということだと思います。

幸いなことに、APFさんからご協力いただき、
長井さんのパレスチナで撮影した映像を
お借りできることとなりました。

そこで、パレスチナを始め、
長井さんと多くの現場を共にした
カメラマン、嘉納愛夏さんにお越しいただき、
映像を見ながらパレスチナで見たこと、
感じたことをお話いただきます。