署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。
署名は未成年でも、小中学生でも、ぜひ署名してください。
もちろん日本国民のみならず、
他国の皆様の署名も歓迎しています。
実はタイトルのようなことを
考えている人は多いと思いますし、
この前の週刊文春にも
そういう感覚があるのではないのかなという
気がしています。
こういう感覚の大半の人々は、
そうは思っていても世間的には、もちろん語ることもなく、
ただ長井さんの行為について
実は冷ややかに見ているだけだと思います。
街頭署名でこういうことを言われたボランティアが
落ち込むことがありますが
むしろ言ってきてくれる人はまだしもで、
語らず無関心な人々の心を突き動かせるかが
大変な事だと考えています。
この署名活動がはじまった当初
僕はプライベートな、仕事関係ではない知人に
何十人か署名のお願いをしました。
しかしほとんどの人が署名に応じていただけませんでした。
もちろん僕の人徳の問題もありますでしょうし、
署名など一切出来ないという政治信念が強い人がいたかも
しれませんが、
たぶん大半は面倒くさいから返信しなかっただけだと
思います。
おそらく表題のようなことを考えていた人もいたと思います。
そうした中で、
ぼくに返ってきたメールがありました。
「現地人も避けた方がいいといってる場所に、
自ら行っておいて抗議しても。。。という気持ちは半分あるんですが、
そこまでの覚悟なら、怒り心頭の背景があるんだろうと・・・」
海外駐在経験のある人間からのメールで、
ビジネスで海外にいるのにもいろんな危険が伴うために
紛争取材では、現地の情報をもっと知るべきという考えと思いました。
もちろん一理はあるのですが、しかし一理しかないと僕は思いました。
僕は以下のような返信をしました。
返信したのは署名活動がスタートして
間もない頃です。
===============
まず、署名ありがとうございます。
自分の考えを曲げて署名してくれたことに
ほくはとても感謝しています。
> 実は現地人も避けた方がいいといってる場所に自ら行って
>おいて抗議してもなぁ。。。という気持ちは半分あるんで
>すが
たぶんビジネスマンや大使館員ならその通りでしょう。
長井さんの最近の取材スタンス、
今回の取材現場でのいろんなやり方に
僕もプロですからものすごく言いたいことはあるし、
彼のすべての取材手法を肯定している訳でもありません。
ただ、ジャーナリストというのは危険だから
その現場を避ければすむという類の
職業ではないということだけは理解してほしいと思います。
長井さんの今回のやり方に
何か小さな問題点があるからといって
その国の正規軍が、外国人と明確にわかる人間を
しかもジャーナリストらしき人間を
射殺してもいいという論理はたたないと思います。
ミャンマーと日本はしかも友好国です。
国の正規軍が
至近距離であきらかに殺害を意図して殺しています。
流れ弾ではないことは確定しています。
彼らは
違法行為をしていない外国人プレスを殺害する権利は
国際法上も国際慣習上もありません。
自己責任論とはあきらかに違う話ですし、
しかも今回の抗議署名は、
不当に強奪したビデオカメラとテープの返却が
メインの話です。
ほんとの要求はこれだけです。
ぼくは、もちろん古い友人ですが
長井さんのパーソナリティーや取材スタンスを考え
実は長井さんが十年近く前にAPFと契約するのを
かなりとめた経緯があります。
気持ちはかなり複雑です。
しかしジャーナリストとして、
彼を知るものとして、
具体的な声をあげる人がいないことを
放置しておくわけにはゆかないのです。
ミャンマーという見知らぬ国で起きている
見知らぬ人々のことを今回考えさせられた人も
多かったと思います。
ジャーナリズムは現実の断面を切り取り
他者への想像力を呼び起こさせるのが仕事です。
長井さんは自分のカメラで撮影するよりも
自分の死が撮影された映像となることで
その想像力を日本国民に呼び起こさせたと思います。
ある意味国民に漠たる不信感があるジャーナリズムが
その内実をこの長井さんの事件をきっかけに
立て直すこともできるかもしれないと考えました。
こういうことがきっかけでメディアの中でも、
有識者やエリートの中でも、一般の国民の中でも
なんらかの意識の変容がもたらされればと思い、
はじめました。
知らぬ多くの人が賛同してくれていて
きょうまで一週間で5000人の署名があり、
きょうのブログのアクセスは6000近いです。
(注:これは返信当時の数字です)
ただし、
僕のアドレスにあるプライベートの知人の大半は
僕の一斉メールを無視していて
再度の一斉メールの催促に
二割ぐらいが応じてくれただけでした。
かなりショックでしたし、
こういう人間と
今後ほんのわずかでも時間を
共有をするわけにはゆかないと思いました。
後、ブログにも書いたのですが
ビルマ人が葬儀の時に署名ブースまできて
泣きながら長井さんの射殺を真剣に
わびる姿を何人も目の当たりにしました。
もちろん彼ら個人は何の責任もありません。
こういう事象の結果、
いろんな想像力をかきたてられたビルマ人を見ていると
いまの日本のメディアや日本人が
そこまでの想像力をもちえているのか気になります。
あなたはどうなのでしょうか。
==========================
危険な場所に、あえて報道すべき事象があれば
ジャーナリストは飛び込まなければならない局面が
人生のうちで何回かは訪れます。
もちろん生きて帰ってこなければならないのですが
いつもいつもうまくゆくとは限りません。
プロとして今回の長井さんの取材スタイルや取材過程を
検証することは大切だと思いますが、
長井さんに大きな瑕疵があったから
殺されてもしょうがない状況であったとは
到底思えません。
また、彼が命を賭して、あのヤンゴンの状況を
伝えようとしたことは疑う必要はないと思います。
本質的な意味で長井さんの行為を否定することは
僕はかなり考えましたが、
ほとんどできないと思います。
危ないところに行くのが悪いと思う人は
ご自身がそういう価値観で生活をしているでしょうし
その方がそういう価値観であることは、
僕は他人として尊重するのと同じく
あえて危険地で危険を背にしながら、
危険なことを伝えることをいとわなかった
長井健司という生き方も、
ぼくは尊重すべきだと強く思います。
他者のそういうあり方を
異なる感覚の他者に認めてもらうための作業、
長井さんというあり方を日本の社会に刻み込むための作業、
カメラやビデオテープを取り戻す具体目的と共に
形而上的には、こんなことを考えながら
僕はきょうも署名活動を続けています。
2007/11/27現在(ネット署名11/27も含む)、
署名総数は少なくとも25,362人になりました。
なお署名の用紙のPDFファイルも設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306
FAX 03-5772-1127
肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ)
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。
署名は未成年でも、小中学生でも、ぜひ署名してください。
もちろん日本国民のみならず、
他国の皆様の署名も歓迎しています。
実はタイトルのようなことを
考えている人は多いと思いますし、
この前の週刊文春にも
そういう感覚があるのではないのかなという
気がしています。
こういう感覚の大半の人々は、
そうは思っていても世間的には、もちろん語ることもなく、
ただ長井さんの行為について
実は冷ややかに見ているだけだと思います。
街頭署名でこういうことを言われたボランティアが
落ち込むことがありますが
むしろ言ってきてくれる人はまだしもで、
語らず無関心な人々の心を突き動かせるかが
大変な事だと考えています。
この署名活動がはじまった当初
僕はプライベートな、仕事関係ではない知人に
何十人か署名のお願いをしました。
しかしほとんどの人が署名に応じていただけませんでした。
もちろん僕の人徳の問題もありますでしょうし、
署名など一切出来ないという政治信念が強い人がいたかも
しれませんが、
たぶん大半は面倒くさいから返信しなかっただけだと
思います。
おそらく表題のようなことを考えていた人もいたと思います。
そうした中で、
ぼくに返ってきたメールがありました。
「現地人も避けた方がいいといってる場所に、
自ら行っておいて抗議しても。。。という気持ちは半分あるんですが、
そこまでの覚悟なら、怒り心頭の背景があるんだろうと・・・」
海外駐在経験のある人間からのメールで、
ビジネスで海外にいるのにもいろんな危険が伴うために
紛争取材では、現地の情報をもっと知るべきという考えと思いました。
もちろん一理はあるのですが、しかし一理しかないと僕は思いました。
僕は以下のような返信をしました。
返信したのは署名活動がスタートして
間もない頃です。
===============
まず、署名ありがとうございます。
自分の考えを曲げて署名してくれたことに
ほくはとても感謝しています。
> 実は現地人も避けた方がいいといってる場所に自ら行って
>おいて抗議してもなぁ。。。という気持ちは半分あるんで
>すが
たぶんビジネスマンや大使館員ならその通りでしょう。
長井さんの最近の取材スタンス、
今回の取材現場でのいろんなやり方に
僕もプロですからものすごく言いたいことはあるし、
彼のすべての取材手法を肯定している訳でもありません。
ただ、ジャーナリストというのは危険だから
その現場を避ければすむという類の
職業ではないということだけは理解してほしいと思います。
長井さんの今回のやり方に
何か小さな問題点があるからといって
その国の正規軍が、外国人と明確にわかる人間を
しかもジャーナリストらしき人間を
射殺してもいいという論理はたたないと思います。
ミャンマーと日本はしかも友好国です。
国の正規軍が
至近距離であきらかに殺害を意図して殺しています。
流れ弾ではないことは確定しています。
彼らは
違法行為をしていない外国人プレスを殺害する権利は
国際法上も国際慣習上もありません。
自己責任論とはあきらかに違う話ですし、
しかも今回の抗議署名は、
不当に強奪したビデオカメラとテープの返却が
メインの話です。
ほんとの要求はこれだけです。
ぼくは、もちろん古い友人ですが
長井さんのパーソナリティーや取材スタンスを考え
実は長井さんが十年近く前にAPFと契約するのを
かなりとめた経緯があります。
気持ちはかなり複雑です。
しかしジャーナリストとして、
彼を知るものとして、
具体的な声をあげる人がいないことを
放置しておくわけにはゆかないのです。
ミャンマーという見知らぬ国で起きている
見知らぬ人々のことを今回考えさせられた人も
多かったと思います。
ジャーナリズムは現実の断面を切り取り
他者への想像力を呼び起こさせるのが仕事です。
長井さんは自分のカメラで撮影するよりも
自分の死が撮影された映像となることで
その想像力を日本国民に呼び起こさせたと思います。
ある意味国民に漠たる不信感があるジャーナリズムが
その内実をこの長井さんの事件をきっかけに
立て直すこともできるかもしれないと考えました。
こういうことがきっかけでメディアの中でも、
有識者やエリートの中でも、一般の国民の中でも
なんらかの意識の変容がもたらされればと思い、
はじめました。
知らぬ多くの人が賛同してくれていて
きょうまで一週間で5000人の署名があり、
きょうのブログのアクセスは6000近いです。
(注:これは返信当時の数字です)
ただし、
僕のアドレスにあるプライベートの知人の大半は
僕の一斉メールを無視していて
再度の一斉メールの催促に
二割ぐらいが応じてくれただけでした。
かなりショックでしたし、
こういう人間と
今後ほんのわずかでも時間を
共有をするわけにはゆかないと思いました。
後、ブログにも書いたのですが
ビルマ人が葬儀の時に署名ブースまできて
泣きながら長井さんの射殺を真剣に
わびる姿を何人も目の当たりにしました。
もちろん彼ら個人は何の責任もありません。
こういう事象の結果、
いろんな想像力をかきたてられたビルマ人を見ていると
いまの日本のメディアや日本人が
そこまでの想像力をもちえているのか気になります。
あなたはどうなのでしょうか。
==========================
危険な場所に、あえて報道すべき事象があれば
ジャーナリストは飛び込まなければならない局面が
人生のうちで何回かは訪れます。
もちろん生きて帰ってこなければならないのですが
いつもいつもうまくゆくとは限りません。
プロとして今回の長井さんの取材スタイルや取材過程を
検証することは大切だと思いますが、
長井さんに大きな瑕疵があったから
殺されてもしょうがない状況であったとは
到底思えません。
また、彼が命を賭して、あのヤンゴンの状況を
伝えようとしたことは疑う必要はないと思います。
本質的な意味で長井さんの行為を否定することは
僕はかなり考えましたが、
ほとんどできないと思います。
危ないところに行くのが悪いと思う人は
ご自身がそういう価値観で生活をしているでしょうし
その方がそういう価値観であることは、
僕は他人として尊重するのと同じく
あえて危険地で危険を背にしながら、
危険なことを伝えることをいとわなかった
長井健司という生き方も、
ぼくは尊重すべきだと強く思います。
他者のそういうあり方を
異なる感覚の他者に認めてもらうための作業、
長井さんというあり方を日本の社会に刻み込むための作業、
カメラやビデオテープを取り戻す具体目的と共に
形而上的には、こんなことを考えながら
僕はきょうも署名活動を続けています。
2007/11/27現在(ネット署名11/27も含む)、
署名総数は少なくとも25,362人になりました。
なお署名の用紙のPDFファイルも設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306
FAX 03-5772-1127
肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ)
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
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