「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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世界が尊敬する日本人100人特集に「長井健司」

2009-07-07 16:48:59 | その他
ブログに書くのを忘れていました。
遅い情報ですいません。

Newsweek 日本語版の7月8日号の特集で
(先週の水曜日発売です)
「世界が尊敬する日本人100人」がありました。
この中で
長井さんもこの100人に入っています。
きょうまでなら、
ニューズウィークのこの号が
店頭にある可能性があります。

ぜひご一読を。





「止まっていた時間が動き出す」 2009/7/4 都内署名報告

2009-07-07 16:30:20 | 署名などの報告(会の活動報告)
遅れましたが以下報告です。

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7月4日(土)巣鴨 報告

・時間・・・・・13:30~15:30
・場所・・・・・巣鴨地蔵通り商店街手前
           マクドナルド巣鴨店前
・署名数・・・381名




「私一年前に署名したのにまだかえってこないの~?」と言って
声を掛けてきた女性の方がいました。
僕が「そうなんです、沢山の方に署名を頂いているのですが、
非常に難しい問題ですので
なかなか解決には至らないんです・・・」 と答えると、
「私もこの事件をキッカケに色々なことを考えるようになったのよ」と言って、
お互いに長井さんの事件や、ミ
ャンマー国内の事、北朝鮮の事など色々な話をしました。

その方は70歳で生まれも育ちも東京、疎開もしていなかった為、
東京大空襲も経験したそうです。
「父親が背中にリュックサックを背負って、
その中に入って、ひたすら逃げました。
そこら辺には無数の死体が放置されていたんだけど、
子供だからまだ恐いという感覚がなくて・・・
焼け野原に夕陽が昇るのがとにかくキレイで、その光景を鮮明に覚えている」
と仰っていました。

「今まで自分なりに一生懸命生きてきたんだけど、
最近は孫の世話ばかりしていたから、
戦争のことも忘れかけていました。
娘や息子は私のことを完全にお年寄り扱いで、
戦争や社会的な話なんかもしませんし、
あとは孫としか話をしないような生活だったから、
何も考えなくなっていました。
しかし長井さんの事がキッカケでこのままではいけないと思って、
色々な事を考えるようになりました。
止まっていた時間が動き出したみたい。
長井さんとあなたたちに元気を貰いました、ありがとう」と。

今回の方に限らず、長井さんの事件や
長井さんが生前活動されていた事により、
何も考えないことに不安を覚え、
色々なことに意識を持つようになった方は
結構いらっしゃいます。

”止まっていた時間が動き出す”

ピッタリな表現だと思います。
おそらくこれは日本だけではなく、
世界中でその様に思っている方がいるのではないかと思います。
しかし最近ミャンマーは、
中国や北朝鮮と関係が強くなってきていて、
事態は深刻になっているようです。

長井さんの事件も、ミャンマー国内の事も良い方向に解決しないかと
切に願うばかりです。

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