今回、明後日の台湾講演を前にして、関係者とお茶したり、現地で動いて頂いた方などと会食しました。驚くのは普通におしゃれそうな喫茶店に入って、飲み物を頼むと、壁に「No Nukes No more Fukushima」と書かれているポスターが当たり前のように貼られている店もありました。わざわざ行った店でなく、たまたま入ったお店で。台湾で、皆が皆、意識が高い訳ではないんですが、反原発運動が、フクシマを教訓にして、強まっている実態はあるようです。
そう言えば、「後人類慾望」と題された、クローン、性別、身体の変容などで、人間の後にくる人間という存在を浮き彫りにしていた展覧会が開催されていたんですが。この展示の冒頭に、年表があって、その年表の一番直近には「福島原発事故」の内容が明記されていました。
感覚的に、こうした懸念はあたりまえのようです。
現在、台湾在住の方からはこんなメールも頂いています。
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先日、台湾の中医が(日本語が話せる人で、小学校卒業まで大阪に住んでいた)、
「とにかく排出し免疫をあげないと だめだ。福島にいたままだと生き地獄です。 僕は、修学旅行で広島にいった。放射能のこと勉強した。だからはっきり わかります。 」と言ってました。
台湾は、中医と西医のどちらの免許ももっているドクターが多いのですが、
台中の、中国医薬大は、カルディコットの講演会をやったり、そういう面では、意識が高いのではないかという 大學です。
そこ、卒業の医師なので、はっきりしているのかきっぱり言うので 驚きましたが、本来の姿かもしれませんね。
今回、半年ぶりに夫が来台。
どんどんモチベーションもさがり、記憶力とかそういうのも かなりきているように思われ、
簡単なことなのですが、例えば地名や学校の名前など、何度いっても忘れるのです。 聞いてないと、しまいに怒り出す。
他にもいろいろと違和感を感じる事が多く、感情の抑制も311後どんどんおかしな感じできかないようになってます。
息子は記憶の脱水症状だな なんてこそっと言ってましたが。
で、やはり彼が来るたびに、みんな体調が悪くなる。
息子は、毎回 熱だす。 喉が痛くなる(焼けるように痛いと言う)。
娘も、頭がいたくなる、喉が痛くなる。 足の骨が痛くなる。
最初は、もしかして と思いつつ でも 夫が帰り数日したら回復。
それが毎回なので、やはり と思ってしまいます。
日本からの荷物で体調がおかしくなったという海外の方がいた、そのお話を思い出してました。
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台北の方と話していても、駐在関係の方は、やはりあえて日本製品や日本の食品を好まれて買い、食べる方も多くいて、その後に体調不良がおきる話も聞くそうです。
「放射能の懸念やその回避を伝えているんですが、日本人で届かない人は多いです。調子がおかしくなって、指摘しても、たまたまとか、元々調子が悪いと言って、認めない人は多いです。最近は、あきらめました。せっかく台湾にいて、もったいないんですが。。。」
日本人は、何処にいても、日本人という無言の鎖を逃れられない民族なのかもしれません。
合掌。
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下記のウクライナ報告会で、新たな話をお伝えします。避難者の方は、特に認識して頂きたい話ですが。。。開催はいろんな方にお知らせください。
【12/8(日)午前 木下黄太ウクライナ報告会in熊本】
場所:熊本市総合体育館・青年会館
熊本市中央区出水2-7-1 青年会館は体育館内に有ります。 開場:9時~ 講演開始:9時半~
申込⇒http://kokucheese.com/event/index/127077/
詳細はこくちーずで確認下さい。問合せ⇒ 070-5273-1409 しおのや
【12/8(日)夜 木下黄太ウクライナ報告会in福岡】
◆開場:18:15/開演:18:45(終演:20:45予定)
◆会場:福岡市西部地域交流センター「さいとぴあ」1階多目的ホール
(福岡市西区大字女原607-1/ JR筑肥線「九大学研都市駅」徒歩1分)
◆申込⇒http://kokucheese.com/event/index/125331/
託児など詳細はこくちーずで確認下さい。
なお、この12/15(日)神戸報告会は予約で満員、同日大津報告会も残席は少ないです。お急ぎ下さい。