僕はこういうヨタ記事を突然流している、愚かな人々が、まだ存在することに唖然としています。
はっきり言いますが、発信源は、頭がおかしい人物であるのか、確信犯的に偽情報を出して何かの経済利益もしくは心理的満足を得るために行っている人間です。
相手にするだけ時間無駄です。
まず1平方メートルあたり、87ベクレルという数値がこの情報には出ています。
ONYX-NX10という計測器の名称も。
いいですか、10万円程度しかしないこのクラスの機械は、線量を簡易測定して、それをベクレル換算して表示しているだけです。
その数値に精密性を求めることはありえません。
そして、その数値が仮に正しくても、Bq/kgという一キロあたりのベクレルに換算すると、1.5Bq/kgよりも低い数値であることは間違いありません。
そもそも測定機関がちゃんと遮断したNAIシンチレーションで、一定時間計測して数ベクレルまで下限値を落とせるのが限界です。
簡易測定器を近づけて、ただ換算された数値では、そのくらい低い数値は、それ自体の精密性もほぼ望めません。
つまり、このベンチは、その数字が仮に正しくても、汚染は殆ど無い(1.5Bq/kgよりも低い数値ですから)のと同じですし、その数値すら正しくない(より汚染がない可能性が高いという意味)可能性の方が大きいと思います。
こんな話を大事だと持ち出す人間は頭がおかしいのか、何かの利益目的の確信犯です。
関西のベンチで放射能汚染資材が拡散されていると騒ぐことで自己満足を得ている頭のおかしい人、もしくはこうした計測器を販売するために行っている人等々の類型に当てはまると思います。
こんなどうでもよい情報を騒いで、それを丸呑みしたり、拡散させていたりする人々は、ご自身の精神状態が大丈夫なのかを一度きちんと疑うべきだと僕は思います。
放射能回避以前の問題です。
酷すぎます。
シェアしたネット有名人もいます。人として論外だと思います。
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こうしたおかしな人々とは、きちんと決別して、被曝回避を考えていくことも講演会やメルマガで伝えていきます。ブログよりも具体的に踏み込みます。
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開催確定! 3/11(土)
「原発事故から7年目に確認しておくこと」木下黄太講演IN京都
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予約申込&詳細確認⇒http://kokucheese.com/event/index/453069/
原発事故から、六年が過ぎて、七年目になる3/11(土)夜に、京都で講演会を行います。
放射能防御の意味合いを今一度確認し、この時代の中でみなさんの立ち位置を確認する会となります。
開場 18時30分
開始 19時
終了予定 21時
■会場 ひと・まち交流館
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1
■アクセス
【バス】
市バス4,17,205号系統「河原町正面」下車
【電車】
京阪電車「清水五条」下車 徒歩8分
地下鉄烏丸線「五条」下車 徒歩10分
※保育はありません。子供連れの方用のガラス窓専用室があります。
主催:放射能防御プロジェクト近畿、放射能防御計画、京大研究室火災の情報公開を求める住民連絡会
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最新木下黄太メールマガジン153号タイトル
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『2017年 大放談(6)』
【 原発瓦解する東芝とSMAP解散騒動に象徴される、衰弱し続ける東京の姿 】
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