川崎大師の近くにある大師幼稚園。
当然ながら、首都高速の大師ジャンクションから300メートル程度の位置にあり、そういう意味では環境が良い場所ではありません。
ここの同じクラスに居る園児二人が、今月に相次いでなくなっているそうです。
吐いたり、痙攣をおこしていたり、伝えられている症状にはやや違いは出ています。
この話で何らかの感染による身体悪化が否定できず、現在当局は、亡くなった子の血液検査をすすめる一方で、園の消毒などを行っています。
ここで、誰もが特異なウイルスによる感染症を想定して、その恐怖を思っているかもしれません。
しかし、実際にそういうことならば、逆に原因ウイルスが特定次第に対策は立てやすく、むしろ話は早く展開していきます。
問題はそうした特異な話ではなくて、実はありふれたことでこうした状況が生じていた時の方が、本当はこの話の深刻さは深まるのです。
そして死因は特定されていませんが、心筋炎がおきているのではないかとの指摘もなされているようです。
いずれにしても、特異なウイルスや菌でなくて、ありふれたウイルスや菌で同じクラスの子ども二人が相次いでなくなっていたとしたら、実は同じようなことが他の学校や幼稚園でおきてもおかしくありませんから。
僕はそういう可能性を考えておかねばならないと、今回のケースでは感じています。
なお、読者で、この地域在住の方がいるならば、是非僕へメール下さい。
nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
こうした幼稚園児の場合、何らかの感染原因は砂場というケースがとても多いと思います。この園児が4歳で年少でしょうから、初めて集団に入ったことで、何かの感染症になるケースもよくある話です。
そうしたよくある話が、死という結果につながっているとしたら、とても悲しいと僕は思います。
心筋と言えば思い出されるバンダジェフスキー博士、彼の話を先週のメルマガでは配信しています。
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