以前のブログでも書きましたが、100均の電化製品、特にケーブル類はどうなんだろうか?という問題ですが、いくつかの点に留意して使えばまったく実用的です。ただし、そうでなくて、それ相応の価格の有名メーカー品と同等に扱う場合は、おそらく多くの場合は全く使えない不良品ではないか?とクレームをつけるのではないかと危惧するものです。
例えば、USBの通信ケーブル(au携帯電話用)ですが、これは某社の製品で税抜きで100円ですが、私が使う限りにおいては何の不具合もなく完全に動作しています。
私のこの製品の完全動作の条件ですが、PCはwinXPのsp3です。ただし、ここが肝心な点ですが、必ず背後のUSB端子に直接接続することです。そうでなくて、前部のUSB端子や延長コードにつないだり電源供給タイプでないハブに接続したりすると、必ずエラーが出ます。また、ウィルス撃退ソフトやLine などの常駐タイプソフトはOFFにすることです。
理由は簡単です。つまり、100均の製品の接続端子は価格を抑えるために銅メッキや金メッキを施していませんから電流・電圧が減衰しやすいのです。ですから、その上に、もし前部のUSB端子につないでしまうと、そこは後部のUSB端子から分岐した端子であり、電圧電流がなおさら弱くなるためにエラーが出てしまうのです。また、常駐ソフトはソフトウェア的に通信ソフトとバッティングする場合があるので、これもエラーの原因になります。
しかし、一方、有名メーカーの接続ケーブルは端子に金メッキや銅メッキが施してありますからPC本体から供給される電流がわずかであっても、それ以上は減衰をおさえていますから、完全動作するのです。やはり、価格が高いのですから、それなりの上等な器機構成になっているのです。
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