結論から言えば、標題については社会福祉協議会とか住民委員会とか社会教育委員会とか・・・そういった役場の外郭団体のホームぺージですが、こういったHPは経費を一旦支出してしまうと、あとは前例となって末永く経費を支出しつづけることになろうかと思われますので望ましくなく、無料サーバーでもいいと思います。
実は、HPだけならば何も年額数万円も支出しなくていいのですが、個人情報の保護が頭にあって、そういったものの安全を確保する名目で個別SSLの契約をしないといけない・・・となると、セキュリティを高めないといけませんから、どうしても経費が嵩むわけです。
無料サーバーであるならば、そういったことは当然個別SSLではなくて共有SSLになりますから、それでも十分守られる範囲の情報しか入力しませんので、そういう方針で運営されている限りにおいては、HPの運営上の経費の問題や安全性は担保されますし、最悪、その無料サーバーが廃止になっても複数のミラーサーバーを用意しておけば、全部一度に廃止になったり不通になったりする確率は著しく低いですから、かなり実用的なのです。
それで、無料サーバーを使うとなると、例えば、このgooブログでもいいのですが、宣伝が気になるという場合は、例としてHostingerという外国のサーバーや国内のXREAというサーバーの無料版を借りれば、無宣伝で１GB～２GBも容量があり、しかもWordpressが自動的にインストールできて即使えますから重宝します。
ただ、これらのサーバーの難点は、当然ながら、時々混雑時には不通になることがあるということです。その点については、元来、純然たる役場の出先機関ではなくて、メンバーは全部ボランティアですので、住民の皆さんにはお許しいただけると思います。だって、HPの経費が無料であり記事の打ち込み業務も全部無償で奉仕しており、内容も個人を特定できるようなデータは一切入力しないのですから、苦情を言われる筋合いのものではないからです。
記事の内容で、個人情報の取り扱いがどうのこうのという問題にしても、それは、セキュリティにお金をかけたら情報流出が絶対に起こらないということではなくて、それに何万円をかけたところで、人間のすることですから、わざわざ知られたら困るような個人情報を入力して、それを人為的なエラーでもって流出させるような杜撰な管理をすれば、住民に多大な被害が出るのです。反対に、個人情報の取り使いについての意識やスキルを身につければ、無料サーバーを使っていても、危険度がそういったお金をかけている場合よりも相対的に格段に低くなるのです。要は、お金の問題ではないのです。
また、無料サーバーだけでなくて、無料のストレージドライブも積極的に使うべきだと思います。googleドライブ、スカイドライブ、iドライブ、Dropboxなどの無料版をどんどん活用して、そこに写真やPDF、動画当をアップロードして、それをHPにリンクして貼り付けたらいいのです。こういうストレージにも、知られたら困るようなデータではなくて、すでに公表されているデータを入れておけばいいのです。
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