趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

古いノートPC機種PC-9821NW150を使って頭の体操

2015-07-17 23:02:31 | サーバー

  昨日、久しぶりに1996年ごろに購入した標記の機種を操作していましたが、FDDが故障していることに気づきました。これで、もう一太郎やLotus123はFDDで起動できません。モーターの回転を伝えるゴムベルトが切れたんでしょうね。もう20年も経過しますから故障は当然でしょう。まあ、そういうわけで、MS-DOS版のソフトは、FDDでは使えなくなったのですが。内臓HDDにこれらのソフトをインストールすれば、まだまだ使えます。

  まあ、云ってみればFDDは特に必要ではないのです。つまり、他の古いPCについているFDDで一太郎などを読み込んで、外付けのHDDに保存してから、このPC-9821NW150にインストールすればいいわけです。そうすれば、難なく古いソフトを使い続けられるわけです。こういうことは、ちょっと頭の体操みたいなもので、別段、難しいことではないのですが、頭の活性化に役立ちます。ただし、外付けHDDを認識させるためにはドライバが必要ですから、他のPCでインターネット上のBuffaloのサイトから当該ドライバをダウンロードしてきて、そのドライバをCD-Rに焼いてから、このノートPCで読み込んでインストールしないと外付けHDDは認識しません。XP以降のPCは、外付けHDDなんかは自動認識するのですが、WINDOWS98では手動でドライバをインストールしないと認識できないので、その分面倒なのです。

 MS-DOS版のソフトはもちろんですが、windows98用のソフトだって、もう殆ど存在しないし、現在のwindows8.1とはまったく互換性が無いので、この超古い機種の利用価値はほとんどありません。が、ただ、自分の脳の老化を防ぐ意味では、面倒くさい操作をあえて繰り返している分だけ、頭の体操になるわけです。(笑)

 現行の最新機種で便利な機能を使いこなすのは、快適でかっこいいですが、自分の頭脳にとっては必ずしも好ましいことでもないだろうな・・・と考えられます。つまり、そろばんとか暗算とか筆算とか手書きとか、そういういうような昔ながらの手作業が頭脳の活性化に役立つのであります。スマホとかタブレットなどの便利すぎる電子アイテムばかりを使っていると、かえって落とし穴に嵌る危険性が増すのではないかと思われます。つまり、当然のことですが、便利な道具は諸刃の剣のようなもので、取り扱いに気をつけないと怪我をするのです。つまり、便利だからといって、そればかりに頼りきって自分の頭で考える習慣をなくすと、当然、頭脳の老化が進むわけであります。

  しかし、そういうことは、医学的に証明されているかどうかは分からないじゃないか?とお叱りを受けるかも知れませんが、そういう論議はもう65歳という老年期に差し掛かると冗談でもへ理屈でも何でもなくて、まったくもって自分の経験から本当に差し迫って強くそう思うわけであります。

 実は、義父が84歳まで朝日新聞の天声人語を毎日古いwin98のPCで打ち込んでおられましたので、全然頭脳が明晰であられたのが記憶に残っています。それで、そのことにあやかって、自分も極端に古いPC-9821NW150を使って入力しているようなわけであります。

 どんな使い方をしておられたのか具体に申し上げますと、液晶画面が暗くなっていたので外付けの15インチ液晶ディスプレーを接続し、キーボードも壊れていたので、これまたUSB接続の外付けキーボードを接続し、HDDの調子が悪くて起動に問題があったので、ファンクションキーの2番を起動時に押して、何とか起動していたのです。これらの一連の操作は、うまくいくときもあれば失敗もあったので、何度か繰り返して、やっと起動するのが常だったのです。

 こんな、面倒な操作を強いられていたのは、やはり84歳の義父の頭脳の活性化には、かなり寄与していたのではないかと考えられます。(笑)

 

 

 

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