標題について、自分が最近まで契約していた050PLUSというIP電話では、相手が固定電話、携帯電話の場合は料金はどうなるのかということですが、それぞれ3分で税抜き8円と48円です。反対に、こちらに電話をされた場合の通話相手の料金は、それぞれ3分で11円、120円です。
確かに、こちらが電話をかけると節約になりますが、折り返し相手の携帯電話から受ける場合は料金が高い割に聞き取りにくく、「聞こえにくいんですけど・・・。声がとぎれてますので、もう一度言ってください。」と苦情を言われることが多かったです。通話相手が不愉快な気持ちになっているのが分かりますので、このまま使い続けるのは気が引けました。
私は、実は電話料金の節約のために、今年の1月からつい先日まで、8ヶ月間、050PLUSを契約していましたが、FREETELのPriori2というスマホ機種で低速回線(250kB/s)を使っている場合には、そういったような不都合が感じられましたから、遂にSmatalkに乗り換えることにしました。音質改善のために高速SIMに乗り換える方法もあったのですが、そうすると、3000円のSIM購入料金が発生しますし、LineやViberその他のSNSも設定をやり直さないといけませんので、これはやめました。
SmatalkというIP電話の利点は、高速回線用の圧縮音源1種類と低速回線用のそれを2種類、合計3種類用意して、適切に使い分けが出来ることです。つまり、Wifiの場合は「G.711 u-Law」という高音質、4Gや3Gの場合は、「iLBC」という低音質だが聞き取りやすい音質で電話が出来ます。一方、050PLUSは、高速回線~中程度の回線でないと音質が確保できないみたいでした。すなわち、G.729aという有料の圧縮音源のみでしたので、私のような3G回線専用のスマホで、しかも、非常にか細い低速回線のユーザーは音質がひどく悪かったようです。(あくまでも、ケースバイケースです。)
まあ、Smatalkを使っていて困るのは相手が携帯電話の場合の料金ですが、これはSMSを利用してもらえば済むことです。1回3円ですから・・・。この方法で、わたしは福祉委員会のボランティア活動の連絡に使っています。