標記の件については、結論から申し上げると当然可能です。ただし、普通の音声通話はできません。
個別のスマホ機種の話になって恐縮ですが、たとえば、HuaweiのAscend G620Sの場合は、DOCOMO回線のFOMAプラスエリアに住んでいる人は通話SIMが使えないです。ただし、LTEの対応バンド800Mhz帯のband19が使えますから、データ通信ならFOMAプラスエリアでもだいたい使えると思われます。
ということは、つまり、050PlusやSmatalk、Viber、LineなどのIP電話は使えるものと考えられますから、実用上は、これを使えば殆ど支障がないことになります。でも、こういうことについては、万が一でも、通じない場合があると、誤った記事になって炎上・・・ということも想定されますから、殆どネット上では書かれていない状況です。もし、書かれていたとしても、大体以下のような趣旨です。
いわく、「海外製の格安スマホはForma+エリアに対応した3G回線用のBand6が装備されておらない場合がよくあります。LTE band19が対応していれば、データ通信は一応できますが、Forma+エリアに住居がある人は、よく確かめてから購入したほうが良いでしょう。また、よく分からない場合は購入は差し控えたほうが無難かと思われます・・」というように、断定は慎重に避けながら、SIMフリーの海外製品購入に関しては、お奨めで無いというか、非常に歯切れが良くない記述になっています。
でも、私が思うに、Band6対応でなくても、LTE19対応であれば、ほとんどのForma+領域をカバーできるのではないかと思うので、HuaweiのAscend G620Sを購入して使っており、現在のところ、都市近郊から離れた山間部や農村部(Forma+エリア)や大型商業施設の地下2Hの駐車場にもよく行きますが、ほとんど場合、IP電話は通じています。それに、ガラケーとの2台持ちですから、ほとんど支障がないというのが現状です。(まあ、少なくとも、個人的にはガラケーと格安の海外製のスマホの2台持ちがかなり実用的且つ経済的じゃないのかな?と思います。)