標題の趣旨は、windowsはやはりOfficeアプリのための文書処理専門の事務機として本領を発揮すべき機種であるということです。ipadでも、もちろん文書処理はできますが、キーボードが標準でついてこなくてソフトウェアキーボードが標準装備となっていますから、それは苦手なのです。もちは餅屋といいますから、無理にipadの真似をして中途半端なタブレットを投入すべきではないと思います。実際、XPの方式に戻しましたので、これからは、windowsタブレットは大型の10インチの文書処理に特化したものがどんどん売れるように販売戦略を変更したほうが良いのではないかと思います。
私は、HP社の4515sVista版を所有していますが、この搭載するCPUはSemplon M100 2GHZです。シングルコアでAtom系列ですので、celelonよりも体感上は若干程度遅いCPUと見受けられます。メモリが1GBしか搭載しておらないせいかもしれませんが、Youtubeは大体、480の解像度ではカクカクしていますから、240に落としてからみています。ただしこれでは粗いので、IE9は使わないでGreenブラウザという超軽量のFreeのブラウザを使っています。これで、何とか360の画質で見ることができています。ただし、Gyaoの視聴はYoutubeみたいに解像度を調整できないので、どうしてもカクカクとぎこちない動きですから目がひどく疲れます。実際、見るに耐えない状況でほとんど見ていません。
ところで、最近、XPのサポート切れで機種乗換えのためにAtom系列のN2815を使ったwindows8.1搭載のノートPCが格安の40000円で家電量販店で売っていたので買おうかと思ったのですが、やめておきました。なぜならば、このCPUは、crelelonのdualcoreであるとはいうもののその実態は、実はAtom系列のCPUであり、上記のSemplon M100 2GHZとさして変わらないことがわかったからです。N2815はDualコアですので、処理速度がSingleコアよりも、並行処理を要する場合では速いはずですが、Vistaより重たいwindows8.1で64ビット対応CPUなのに2GBしか搭載しておらなければ、それもあまり期待できません。つまり、HP社の4515sVista版の動作環境とほぼ同じ性能しか発揮できないか、或いはそれよりも劣る性能なのかもしれないということです。
したがって、すでに、HP社の4515sVista版で非常に苦労して、何とか動作するように超軽量ブラウザを使ったり壁紙をなくしたりウィルス対策ソフトを超軽量のKingsoftのFree版にしたりして、CPUの遅さをカバーしてきているのに、その上に、同様の廉価版のCPU搭載のPCを2台も所有するような羽目に陥りたくないと考えたのです。いくらコスパが優れてお買い得だと云っても、そういうスペック的に厳しいパソコン環境はもうこりごりなのです。Atom搭載の廉価版ノートPCでも、エクセルやワード、ネット検索、メール程度の用途ならば十分でしょうか?・・・というようなネット上の記事をよく見かけて、そのベストアンサーには「その程度の用途ならば可です。」なんてのがありますが、まさか、自分ならばそんな作業だけで満足するはずが絶対にないです。
別に、私以外の方でも、word,excel程度の文書作業ならばネットにつながない古いXPでも十分可能だし、ネット検索やメール程度の作業はガラケーでも普通に出来ますから、今現在、消費税率引き上げに伴う物価高で家計が苦しい中、敢えてこの時期にいくら廉価版とはいえ40000円も払って、かつ低性能で使い勝手の悪いwindows8.1のPCに買い換える必要性があるのかというと、はなはだ疑問であり、友人・知人には到底お勧めできません。それで、私は、安くて高性能の端末がほしいので、迷わずにcelelonの1005Mが搭載されたレノボG500を購入して友人にも薦めました。値段は、メモリが4GB搭載で46800円でした。
これならば、6800円高いだけでメモリが4GBなので2GBの2倍あるし、CPUの性能も1005MならばN2815の2倍程度はあるでしょう。つまり、自動車に喩えるとN2815は軽乗用車であり1005Mは普通車だということです。ちょっと近距離まで大根やお肉などの買い物に行くのであるならば軽乗用車でもいいですが、それならば徒歩でも自転車でも間に合うのです。また、東京から徳島まで4人乗りで自動車で出かけるのであるならば、軽自動車では窮屈で疲れます。最低でも普通車が望まれます。
標記については、別段、いいんじゃないのか?と思います。教育予算は無償にするというのが教職員組合の主張だったらしいけれど、公費負担も5万円では個人で購入できないから一律2万円程度は公費補助があったらしいです。問題は、これで教育効果が上がれば・・・の話です。つまり、将来の国を背負う若い人材育成にいくらお金をかけても損は無いわけです。
なぜ、windows8タブレットなのかというと、それも当然でしょう。全国津々浦々、ほとんどの公立学校には昔からwindowsが導入されているのですから、今更ipadの導入を進めることは、慎重な比較検討の議論を経ての決定だとはいうものの、やはり過去のソフトの継承やPC導入実績、メンテナンス実績、経費節減の面、教育界の超保守性から考えて到底無理という結論に至ったのではないでしょうか。
最近、電子教科書のダウンロードでミスって授業にならなかったという報道がネット上で流れていましたが、それは一時的な災難です。いつまでもそういう状態ではないはずです。docomoのspモードでも、1年間に4回ほどエラーが出て政府から注意されましたが、現在は正常に作動しています。問題は教科書会社の一部のサーバーの問題ですので、docomoほどの国民全体の問題ではなく、これほどの一大事ではありませんので、ほんの一過性の事故でしょうから、即解決するはずです。
とかく「出る杭は打たれる」ということわざがありますが、具体には稼働率が低いとか、業者との癒着だとか、貧しい家庭には高負担だとか、1万円程度の中華タブレットで十分だとか・・・そういうマイナス面ばかりが強調されています。どれもおかしな話です。導入段階では、稼働率が低いのは当たり前だし、県立高校全体の発注で富士通やNECの大手のメーカーを推奨するのも当然な話であり癒着ではないでしょう。実績の無い某国の中小企業の某メーカーのAndroudタブレットを導入できないのは仕方が無いのです。高校生といえども1台5万円もするスマホを買い与えているご時勢ですから、5万円のタブレットを自己負担させても、あながち無茶なことはでは無いはずです。
私は、アプライドというPC専門の量販店でレノボG500を購入しました。価格は、メモリが8GB、HDD280GB、CPUがcelelon2coreの1.9GHZです。OfficeはKingsoftの2014で合計59800です。この機種をネット通販で40000円で手に入れた人のレビューがありましたが、ノイズがあるとか初期不良品が届いたので交換したとか、メモリが2GB+2GBだったので2GB+4GBに差し替えたとか、ネット検索と文書処理、動画視聴のみとか、ゲームや動画編集のような重たい処理はできないとかいう記事が殆どでした。要するに最初から多少の不都合は辛抱して、限定的な割り切った使い方をすればそれなりに使える・・・というような記事ばかりでした。
でも、これは、少しおかしな話です。そんな不良品やノイズのある機種を掴まされる心配が絶対にないように店頭で購入すればいいだけの話ですし、メモリを買い足せばゲームや動画編集などの重たい処理にも使えますので、我慢してネット検索やメール交換だけに限定することもないと思います。ところが、安いものには裏があるわけで目先の格安価格に惑わされて2GBの2枚挿しのメモリ構成のような拡張性に難のある機種を選んでしまうと、メモリを拡張しようとすれば、結局、2GB+4GBなどという変則的なメモリ構成になってしまうのでデュアルチャンネルという倍速効果が期待できずにシングルチャンネルとなり、ただ単にメモリ容量が増えるだけで、重たい処理は全く改善されません。そこで、2GB+2GBは取り去って、新規に4GB+4GB=8GB構成に差し替えざるを得ないのであります。これだと12000円の追加の出費が加わりますので、合計52000円になってしまいます。
それならば、初めから4GB+4GB=8GB搭載の46800円のG500を購入すればよかったのです。そうすれば、ゲームでも動画処理でも何でも快速に処理できて初期不良も無く、不都合があれば販売店に電話相談したりPCを持ち込めるのです。ですから、ネット販売ではこの機種は確かに税抜きで40000円未満で大変魅力的でしょうが、一歩間違えば購入時に気分を壊すような要因が潜んでいないとも限りません。ただし、その点が想定内であるならばネット購入でも十分にお釣りがくるほどの満足感が得られるでしょう。でも、何か我慢して使うようなことが少しでもあるようならば、買いではないでしょう。
なぜならば、PCというものは、いくら消耗品だとは云っても5年間ぐらいは使うものですから、そんな長期間にわたって多少なりとも不都合や不満を抱えながら使用し続けるということであるならば、ストレスが累積しますので、心や体に良くないと思います。これは一時的なお金の節約とのバランスから云っても、長期間にわたる不満は割りに合わないので避けたほうがいいと思われます。
私は、ipadとAndroidとWindows8の3機種を所有していますので、タブレットはどの機種が有用なのか?という質問については、3者択一は意味が無いというか、あれかこれかの問題にしない方が良いと思うのであります。むしろ、場面によって使い分けたほうがいいと思います。winidows8タブレットの最近の人気の秘密は一部のゲームソフトにある・・・といような事がまことしやかにネット上で話題になっている向きもありますが、実際は、そういう遊び用途というよりは、会社の仕事用かその延長線上の文書処理に使っている場合がメインで、ゲームはサブ的だと推測するのが妥当でしょう。特定のゲームが目当てというかメインの用途でより高価なWindowsタブレットをわざわざ購入するほど、世の中、アベノミクス景気が爆発的に広がっているとはとても思えません。ipad miniが28000円で、Nexas7が26000円程度で購入できて膨大で優秀なゲームアプリもダウンロードできて、しかもスマホとの連携が抜群であるのに、何もわざわざそれよりも1万円以上高価で、アプリが超少なくて、しかもスマホとは殆ど連携ができないwindowsタブレットをゲームだけを理由に購入するのだという論は合理性を欠き非常に不自然です。やはり、家計のやりくりを考えると、会社の仕事の延長線上のwindows8機種を選んだほうが一石二鳥で経済的だという理由を挙げるのが自然で妥当な論でしょう。
自分の場合は地域ボランティア活動の役員をしており、そういう関係の文書処理でword、excel、powerpointの文書を取り扱っています。かといって、高価なMicrosoftのofficeを別途購入したりプリインストールの画面の小さいwindows8タブレット機種(7~8インチ)を購入するような本末転倒なことはしません。やはり文書編集・作成には最低でも14インチの大きさがないと64歳の自分には目が疲れてしまうとか読み間違いや打ち間違いのような致命的なエラーを引き起こす原因になりますから、ごく普通のノートパソコンのwindows8.1版が最適なのです。高年齢層には、小さいタブレットで細かい文書処理をするのは不適当であるといわざるを得ません。従って、自分にとっては、windows8.1はノートPCとして購入しました。
第二に、ipadの用途については、身近にiphoneを所有している人が圧倒的に多いので、その操作方法やアプリを知らなければガラパゴス的な人間になるのではないかという恐怖心からいろいろとアプリをインストールして、勉強しているのです。人間は全知全能の神ならぬ社会的な動物に過ぎませんから、ipadやiphoneを重要視する必要性があるのです。
第三に、Androidタブレットですが、これはgoogleドライブとの連携が抜群で17GB程度の容量が使えますので、動画や写真専用の端末として使っていこうと思います。