調理人に残業１００時間超させた疑い ホテル書類送検

ホテル阪神（大阪市福島区）内の飲食店の男性調理人（５４）に違法な長時間残業をさせたとして、西野田労働基準監督署は１２日、
中略
同署によると、男性は昨年８月上旬に勤務中に倒れて病院に搬送され、翌日脳出血で死亡した。送検容疑は、昨年７月、男性に労使間協定で定めた月最大６０時間を超える残業をさせたというもの。残業は１０１時間に及んだ。

　総支配人は「忙しく、人手が足りなかった」などと説明したという。この飲食店では、ほかに２人が１００時間超、１人が９０時間超の残業を昨年７月にしていたことが判明、同署が労働実態を調
調理人に残業１００時間超させた疑い　ホテル書類送検

教諭自殺で県と市に賠償命令＝「配慮怠り」と4400万円―鹿児島地裁

時事通信社
自殺したのは校長らのパワーハラスメントが原因として、遺族らが県と市を相手に計約9600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、鹿児島地裁であった。吉村真幸裁判長はパワハラは認めなかったが、女性の精神状態を確認しなかったのは安全配慮義務違反だったとして、計約4400万円の支払いを命じた。
　吉村裁判長は、校長らは女性を「指導力不足等教員」と評価した際、女性の主治医の心療内科医から精神状態を確認しておらず、この点に過失があったと認定。評価により、女性は
教諭自殺で県と市に賠償命令＝「配慮怠り」と4400万円―鹿児島地裁

労働安全衛生法違反:虚偽報告で労災隠す 容疑で建設会社専務ら書類送検−−労基署 ／兵庫

毎日新聞
西宮労働基準監督署は１１日、川西市錦松台の建設工事会社「柿木山工務店」と専務の男（３９）、同社に下請けした建設工事会社「共栄ケーブル」（西宮市山口町）の専務の男（５３）を労働安全衛生法違反容疑で神戸地検に書類送検した。容疑を認めているという。

　送検容疑は、２０１１年８月、男らは共謀し、神戸市中央区の砂防ダム補強工事現場での

労働安全衛生法違反:虚偽報告で労災隠す　容疑で建設会社専務ら書類送検−−労基署　／兵庫

労働安全衛生法違反:工事変更届けず２社員書類送検 容疑で労基署 ／岡山

毎日新聞
岡山労働基準監督署は１１日、北区内山下１の建設会社「大本組」の現場責任者男性（６２）と男性社員（４０）を労働安全衛生法違反の疑いで岡山地検に書類送検
労働安全衛生法違反:工事変更届けず２社員書類送検　容疑で労基署　／岡山

春闘、ベアのまやかし？広がる正社員と非正規の格差、賃上げで消費拡大のウソ

ビジネスジャーナル
しかし、春闘の結果で所得が増えるのは、労働者全体の5分の1にも満たず、かえって格差拡大に拍車をかける懸念が大きい。

●春闘を実施する労組は少ない
　この現実を説明するには、そもそも春闘とは何か、というところから始めなければならない。

　労働条件の改善をめぐる労使の団体交渉、春闘の始まりは1955年にまで遡る。炭鉱、私鉄、電機など8つの労組が「共闘会議」を結成し、賃上げ要求したのが契機だった。以後、毎年春に行われる慣行が確立し、今日に至っている。2～3月に、まず大手企業でその年度の労働条件について労使が合意し、その後、中小企業がその相場をもとに交渉、4月までにほとんどの企業の春闘は終了する。

　90年代以降は労使協調という馴れ合いが定着し、最近ではストライキらしいストライキにもめったにお目にかかれなくなった。それにもかかわらず、マスコミがこぞって報道するのだが、春闘の恩恵にあずかれるのは労組に所属している労働者だけなのだ。

●賃上げを享受するのは一部のみ
　ここで、調査数値を使って春闘のまやかしを明らかにしたい。具体的には「

春闘、ベアのまやかし？広がる正社員と非正規の格差、賃上げで消費拡大のウソ