手当あり→実はなし 求人票の「ウソ」に苦情多発

賃金や就業時間などがハローワークの求人票の記載と異なるとして、労使でトラブルになる例が相次いでいる。厚生労働省によると、求人票に関し昨年度は全国で７千件以上の苦情・相談が寄せられた。
手当あり→実はなし　求人票の「ウソ」に苦情多発 12年度、ハローワークで

「宗教」で組織をまとめる会社 同じ歌を歌い、同じものを身に付け、同じポーズとらせる

3500人もの社員を抱えるGMOインターネットグループでは、「宗教」を参考にした組織運営を行っている――。2014年2月3日に東洋経済オンラインに掲載された「強い組織創りのヒントは、『宗教』にあり」で、GMOグループ会長の熊谷正寿氏が語っている。
宗教に共通する5つの点を挙げている。

「感動を売ろう」「笑顔の領地を広げよう」と唱和
1つ目は「定期的に集っていること」、2つ目は「同じものを読んだり、歌ったりしていること」。熱心なクリスチャンは毎週日曜に教会に通い、賛美歌を歌っている。

GMOグループでも、毎週月曜日にグループ会社の社長や幹部70～80人が集会を開催。そこで社訓「スピリットベンチャー宣言」を唱和する。GMOのウェブサイトを見ると、

「ビジネスは、戦（いくさ）である。誇りとナンバーワンのサービスを武器に感動を売ろう。そしてお客様の笑顔の領地を広げよう」
といった内容が含まれているようだ。

3つ目以降は「同じものを身につけている」「同じポーズをしている」「神話がある」というものだ。過去記事などによると、同グループでは社員全員に徽章を付与するほか、人差し指を立て右腕を突き出す「No.1ポーズ」を制定している。

「宗教」で組織をまとめる会社　同じ歌を歌い、同じものを身に付け、同じポーズとらせる

電話8時間鳴り止まず！ 「真夜中のブラック企業相談」の深刻度

3月20日午後6時から21日午前2時まで開設された「真夜中のブラック企業ホットライン」には、そうした相談が51件も寄せられた。試験的に3台の電話を設置していたが、8時間鳴り止むことはなかったという。

このホットラインは、「ブラック企業被害対策弁護団」と、組合や学者、NPOなどでつくる「ブラック企業対策プロジェクト」の2団体が実施した。
キャリコネ
電話8時間鳴り止まず！ 「真夜中のブラック企業相談」の深刻度

ワタミが過剰労働を指摘され６０店舗を閉鎖へ

従業員一人あたりの労働量を減らすと公表した。「外部有識者による業務改革検討委員会（委員長： 上田廣一 弁護士）の指摘を渋々受けいれた形だhttp://netgeek.biz/archives/8000

東芝うつ解雇訴訟 最高裁全面認定でも残る“ＩＢＭルール”

では、会社の横暴から身を守るには、どうしたらいいか。
「残業の証明には、パソコンのログイン時刻をチェックして保存し、上司のパワハラ発言はＩＣレコーダーに録音しておくことです。メモだと、会社側の弁護士に捏造（ねつぞう）と指摘されやすい。そして、うつ状態などのときは、家族の付き添いで精神科の専門医を受診する。産業医だと、会社に都合のいい診断が下されやすいのです」（新田氏）
　とにかく用心だ。
日刊ゲンダイ 3月28日(金)10時26分配信
東芝うつ解雇訴訟 最高裁全面認定でも残る“ＩＢＭルール”