不破雷蔵 | 「グラフ化してみる」ジャーナブロガー 解説者
2014年3月15日 10時31分
派遣社員の減少は「派遣叩き」の影響が出始め大きく値を減らした2009年、そして2010年と続き、ようやく2011年にはプラスマイナスゼロの領域まで回復した。この期間には同時に「パート・アルバイト」「契約社員・嘱託」が増えているところから、単に労働力が過剰で非正規社員が減らされたのでは無く、「派遣社員がバッシングで雇用しにくくなったのなら、同じような作業はアルバイトや契約社員に任せよう」を企業が実践していたことが分かる。
2013年では労働力そのものの不足に加え、雇用される側・する側双方で非正規化への流れが加速、いずれの様態でも非正規社員は増加している。なお冒頭で触れている通り、雇用者全体数は
パート・アルバイトだけで1320万人…非正規社員の現状