不当な長時間労働や賃金不払いを常態化させる「ブラック企業」が社会問題となる中、求人票との食い違いがブラック企業への入り口になっているとの指摘があり、調査した。厚労省がハローワークの求人票に対する苦情件数をまとめたのは初めて。
毎日新聞
<求人票>職安に苦情年7700件 実際の条件とかけ離れ
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当ユニオンでも取り組みをした、
求人票と違う雇用に
正社員を募集しておきながら、「最初は全員契約社員から始まります」
技術者を募集しておきながら、「CADの講師を探していたのに、できない、って何よ!」
転勤なし、の条件で募集しておきながら「求人票に書いてあったことは訂正します。面接で転勤を拒否する人はその場で落とします。半年後に大阪へ行ってもらいます。」
(今週の週刊誌に「女性幹部が会社を滅ぼす」特集がありましたね。筋を通さない所は当てはまる気が。。)
相手方の派遣請負会社の弁護士(愛宕弁護士事務所だったかな?)は、かなり態度が良く無い姿勢で、団体交渉の席でそれを示しました。
「判例もある」
「サーバーにデータも保管してある」
「団体交渉なんか何度も経験ある!」
「ガードは固いですよ。」
「これ、団体交渉する必要あるの~?」
人を騙す派遣会社の味方をする士業。
ユニオンはそんなものには動じません。
ブラック企業が悪用する「求人票」問題。
公共職業安定所の信用も含む、この社会問題。
職安の姿勢も厳しく問われるべき事柄です。