『北海道新聞』函館支社の嘱託看護師だった松本A子さんが同社男性社員2人からセクハラ(性的いやがらせ)を受け、同社が適切な対応をしなかったなどを理由に自殺した(詳細は本誌昨年12月25日号参照)として、A子さんの両親が8月22日、同社社員と会社に約8600万円の損害賠償を求める訴訟を函館地裁に起こした。
また、民事訴訟に続き、同社社員2人の刑事不起訴処分を不服とし、函館検察審査会に審査申立も行なった。本件では昨年5月に社員を暴行などの容疑で告訴したが、今年3月31日に不起訴となった。
『道新』は「セクハラの事実は存在しない」と否認しているが、原告側は「A子さんの生前、同社が
「社内のセクハラ被害で自殺」――『道新』の対応を民事提訴
また、民事訴訟に続き、同社社員2人の刑事不起訴処分を不服とし、函館検察審査会に審査申立も行なった。本件では昨年5月に社員を暴行などの容疑で告訴したが、今年3月31日に不起訴となった。
『道新』は「セクハラの事実は存在しない」と否認しているが、原告側は「A子さんの生前、同社が
「社内のセクハラ被害で自殺」――『道新』の対応を民事提訴