名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

職場のお困りごと、相談しませんか?
私たちは、共に学び行動する労働組合です。
ひとりじゃない、一緒に生きよう!

企業・業界 安倍政権、正規と非正規社員の格差是正が失敗の公算…非正規の待遇改善が何もされず

2017-04-24 | 労働ニュース
安倍政権の働き方改革実現会議が「働き方改革実行計画」を発表した。最大の目玉は「残業時間の上限規制」と「同一労働同一賃金原則」の法制化であるが、同一労働同一賃金については、早くも非正規労働者の処遇改善にはつながらないのではないかという懸念も出てきた。

 実は昨年末に実現会議が「同一労働同一賃金ガイドライン案」を出したとき、政府の関係者は「このままでは同一労働同一賃金の法制化は当初描いていたものと大きく変わり“馬糞の川流れ”になるかもしれない」と囁いていた。つまり、バラバラにされて雲散霧消してしまう可能性があるということだ。・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古賀茂明「電通事件でわかる労基法のザルぶり 連合は“経団連労務部”」〈dot.〉

2017-04-24 | 労働ニュース
 4月20日、厚生労働省が電通の山本敏博社長から任意で事情聴取したというニュースが報じられた。
 
 これだけ見ると、「ついに電通社長まで捜査の手が伸びた、当局は本気だな」と思ってしまった方も多いだろう。しかし、それは、まったくの間違いだ。2016年10月、電通の女性社員、高橋まつりさんの過労自殺が日本中の話題となった。文字通りの「殺人的」残業が原因で、才能のある一人の若者が犠牲になったのだ。
 
 その後、電通本社やその支社などに、立て続けに厚労省が立ち入り調査を行ったが、驚いたことに、電通では、これまで何回も労働基準法違反が繰り返されており、当局もそれを再三問題としていたということが明るみに出た。実は、電通は法律違反の常習犯だったのだ。

 こうした勤務実態を会社の上層部が知らなかったかというと、とてもそんなことはありえない。世の中の人々は、会社の社長以下幹部に責任があるのは当然だと受け止めた。その見方は決して間違ってはいない。

 是正勧告を立て続けに受けたのだから、社長もこの問題を深刻に受け止めたはず。そうであれば、その後の社員の勤務実態について強い関心を持っていたに違いない。深夜まで働く社員がいたことに気づきませんでした、などという言い訳が通用するわけがない。

●労基法は天下のザル法

 では、そんな悪質な会社の社長には、どんな罰が下されるのであろう。

 まず労働基準法では、会社が労働組合との協定(三六協定と呼ばれる)に書いてある上限を超えてはたらかせることはできない。もし、これを超える労働をさせたら、労基法32条(労働時間)または、35条(休日)違反となって、使用者(上司)が罰せられることになる。ただし、その場合でも、1度目からいきなり刑事罰が科されることはほとんどないというのが、日本の労基法がザル法といわれる所以だ。まずは労働基準監督署から是正勧告が出され、それにしたがって改善措置を取ればよいという、ほとんど意味のない処分で終わる・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(STOP!過労死)子を失った母2人、共鳴 宮崎・大分、家族の会

2017-04-24 | 労働ニュース
「5年前に夫が亡くなったことを今も受け止められません」。
 50代の女性が天井を見上げて話し出すと、にぎやかだった食卓が静まり、すすり泣く声がもれた。
 今月3日の夜。宮崎市内の郷土料理屋で、昨年11月に発足した「東九州過労死を考える家族の会」の初会合が開かれた。宮崎・大分両県の遺族や支援者ら17人が食卓を囲んだ。
 「息子が亡くなった。あきらめがつかんですよ」「残業が続いて死んだのに、会社は『本人の素質の問題』・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハローワークで違法求人自動検出 最低賃金対象、秋に導入へ

2017-04-24 | ハローワークの求人票はウソだらけ?
◆虚偽条件で募った企業に罰則 改正法成立
 近年、実態と違う好条件で労働者を誘う「求人詐欺」が社会問題化している。ハローワークでは一五年度、求人票の内容と実際の労働条件が異なっていたケースが三千九百二十六件あった。不正求人の防止のため、今年三月末には、ハローワークに虚偽の求人を出した企業に罰則を設けることを盛り込んだ改正職業安定法が成立した。
 若者が求人トラブルに巻き込まれないように、啓発に力を入れる動きもある。
 浅倉むつ子・早稲田大教授らは、就職活動が本格化する前の二月、「大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A」(旬報社)を出版。「残業代込みの月給、これってあり?」などとテーマごとに対応策を解説している。
 学校で労働法を学ぶワークルール教育にも注目が集まる。労働組合や弁護士らによる出前授業の取り組みが広がるほか、義務教育段階での導入に向け、法制化を目指す動きが出ている。・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日の振替をし出勤した週に有給休暇を取得した場合、割増賃金はもらえますか?

2017-04-24 | 労働ニュース
2017年3月19日に「休日出勤の「振替休日」と「代休」は全く違う 労働基準法からみた違いとは?」の記事を寄稿しました。

そこでは、「振替休日」と「代休」の違いについて解説をしました。

今回は、その発展として「振替休日により出勤となった日と同一週に年次有給休暇をした場合」についての取り扱いについての相談事例がありましたので、その解説をしたいと思います。
「振替休日」とは
「休日振替」とは、もともとの休日(例えば、日曜日)を労働日に変更し、もともとの労働日(例えば、月曜日)を休日とするように・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする