自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

迎え火

2017年07月14日 | なかま道志

Traditinal Japanse culture (日本の伝統と文化)とでも訳すのでしょうか?

昨日は迎え火を玄関先で行いました。

 

 

焙烙に麻幹(おがら)を乗せて火を入れます。

そして、菩提寺の住職がお経を唱えて、私たちはこの火をまたぐのです。

ご先祖様をお連れしながら仏壇に向かい、再びお経を唱えていただきます。

 

 

このような儀式?は近所では見かけなくなりました。

 

古い家です。

これでも戦中に建てたと聞いていますので、築70~80年くらいなのでしょう。

ご先祖や住職をお迎えするために、暑い中掃除もしました。

また、夕刻には打ち水もしておきました。

これが我が家(私)の習慣にもなっています。

 

 

仏壇にお盆さんのお飾りをして、先祖代々の霊をお迎えするのですが、一番大事なのは気持ちなのでしょうね。

 

 

今、宗教観がだいぶ変化しています。

住職のこの変化に危機を感じ、何とかしなければと力説していました。

伝統と文化はそんなに遠くのところに有るわけではありません。

普段の生活の中で、労りや感謝の気持ちがあれば良いのです。

何故か代々、檀家の総代を仰せつかっています。

私は何代目?になるか分かりませんが・・・。

 

 

古い実家です。

そう、不祝儀事はみな数え年で行いますよね。

本来は厄年もかぞえ年らしいのです。

また、亡くなった時もかぞえ年が享年になります。

これは母親のお腹の中に生命を宿った時からの数えるためです。

母親のお腹の中からの年齢が始まる・・・。

この世に生まれると言うことは、先祖とつながりがあるんだということです。

忙しいくまたデジタル化された時代ですが、どこかにアナログの気持ち(伝統や文化)を残しておきたいですね。

 

Hiro