Traditinal Japanse culture (日本の伝統と文化)とでも訳すのでしょうか?
昨日は迎え火を玄関先で行いました。
焙烙に麻幹(おがら)を乗せて火を入れます。
そして、菩提寺の住職がお経を唱えて、私たちはこの火をまたぐのです。
ご先祖様をお連れしながら仏壇に向かい、再びお経を唱えていただきます。
このような儀式?は近所では見かけなくなりました。
古い家です。
これでも戦中に建てたと聞いていますので、築70~80年くらいなのでしょう。
ご先祖や住職をお迎えするために、暑い中掃除もしました。
また、夕刻には打ち水もしておきました。
これが我が家(私)の習慣にもなっています。
仏壇にお盆さんのお飾りをして、先祖代々の霊をお迎えするのですが、一番大事なのは気持ちなのでしょうね。
今、宗教観がだいぶ変化しています。
住職のこの変化に危機を感じ、何とかしなければと力説していました。
伝統と文化はそんなに遠くのところに有るわけではありません。
普段の生活の中で、労りや感謝の気持ちがあれば良いのです。
何故か代々、檀家の総代を仰せつかっています。
私は何代目?になるか分かりませんが・・・。
古い実家です。
そう、不祝儀事はみな数え年で行いますよね。
本来は厄年もかぞえ年らしいのです。
また、亡くなった時もかぞえ年が享年になります。
これは母親のお腹の中に生命を宿った時からの数えるためです。
母親のお腹の中からの年齢が始まる・・・。
この世に生まれると言うことは、先祖とつながりがあるんだということです。
忙しいくまたデジタル化された時代ですが、どこかにアナログの気持ち(伝統や文化)を残しておきたいですね。
Hiro