道志(別荘)の軒下を昨年、杉本工務店さんに作ってもらいました。
雪や雨だれが窓ギリギリに落ちて、そんな日は作業(モノづくり)もできませんでした。
そして、先日軒下に薪ストーブを置いたのです。
地元のナイトー建商の出羽さんにお願いしました。
煙突も付けていただき、材工共一式で55,000円でした。
薪ストーブを置いている場所は、風通しが良すぎて寒いんじゃない?と女房からのアドバイスがありました。
それもそうだな?と思って扉を付けることにしました。
材料は余って保存して置いた木材や地主のヒロさんからいただいた柱用角材です。
材料費は全てタダです。
しかも、杉本工務店さんは枠の板に溝を付けて持って来てくれたものです。
先ず、防腐剤を塗ります。
邪魔するなよ~!
一枚のモミジの葉がひらりと・・・。
角材(柱)に防腐剤を塗っている時でした。
11月も中旬のころです。
晩秋を感じますが、山全体は所々で紅葉になっています。
針葉樹が多いせいなのでしょう。
昼飯です。
冷凍庫を開けてチンするパスタがありました。
自宅から持って来たご飯もあります。
気に成るビールもあります。
これをラインで女房に送ったら、炭水化物が多すぎると注意を受けました。
なんとか形になって来ました。
材料が足りませんが、これでもいいっか!です。
*あとで探したら、板がありましたので後日付ける予定です。
難しいのは木枠を作ることでした。
ビス打ちすると割れてしまいます。
杉本さんに聞いたら、最初に揉んで(穴を空けて)から、細いビスを使えとのことです。
薪ストーブ側から見た扉です。
吹き込む風も無く、落ち着きますね。
外側からの感じです。
いろいろと修正などしましたが、何とか納まりました。
夏場はこの扉を戸袋側に開くようになっています。
この画像は施工前です。
結局、薪ストーブ前の厚いケヤキ板は外すことにしました。
その方がスッキリとするからです。
落ち着いた薪ストーブ付近です。
そして、火を入れました。
最初はスペアリブです。
スペアリブは鋳物鍋で焼くより、直接網焼きの方が好きですね。
白い野菜ばかりですが、すき焼きのタレで煮込みました。
時間を楽しみながら、コキア(ほうき草)で箒を作りました。
もちろん使えますが、これは飾り物にします。
突然、画面が変わります。
薪ストーブで使う、日本酒の熱燗用ヤカンです。
蓋の取っ手は木製にしています。
持つところは、タコ糸を巻いて木工ボンドで固定し、バーナーであぶって焦げ目を付けました。
お洒落な容器になりました。
部屋の中央に吊るしてある自在かぎに、仕組みがあります。
タコ糸に木片が付いています。
これは天井の灯りのスイッチになっています。
自在かぎの竹筒の中にスイッチ用の糸を通しているのです。
これも目立たない工夫です。
部屋の書を架け替えました。
左側は内田蘭亭先生に書いていただいたものです。
「萬竿修竹」と書かれています。
道志に合う書です。
右側は私の書です。
瓦當文(古き中国で出土した瓦の破片)で、「千秋萬歳」と書きました。
書も好きですが今は筆を休めています。
道志でのモノづくりは楽しいですよ!
Hiro