自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

中野の居酒屋

2019年11月08日 | なかま道志

友人3人と中野の第二力酒造で一杯でした。

お一方は初めてのお店です。

居酒屋と割烹の中間のようなお店です。

簡単に言えば美味い物を出す店です。 

 3人とも職場(職業)は違えど良く知っている仲間です。

私ともう一人はただの呑べいで、お互いにストレス?発散のために飲んでいるような仲間ですが、もうお一方は業種も経歴も異なります。 

 彼は今、私が勤めている会社の同僚?でした。

まだ、その方は大手商事会社に勤めており海外駐在経験豊富で、最近退社しハーバード大のビジネススクールのディレクターをされている方です。  

 この店で先ずはしめサバを食べて欲しかったのです。

 

この豆腐も、食べていただきたい一品です。

彼はこのイカのかき揚げも気に入られていましたね。

全てが新鮮で美味い!としか言えません。 

生ビールの後は、私はひれ酒をいただきました。

ここに来るとこれが定番になっています。 

 カキフライとレモンサワーも合いますね。

一席(誰と)、二酌(会話)、三肴(やはり美味いもの)が必須なのでしょう。

道志ではいつも一人酒の私です。

 

 店内も5時には満席です。

いろいろな話をしました。

それぞれ異業種になっていますので、会話も面白く発見と刺激を受けます。

そこで、お一方が勤めているハーバード大ビジネススクールの話になりました。

実際にハーバード大学で学ぶのですが、世界各国から経営者やその候補となる社員、軍人さんなどが期間は1年だったかな1000万円の費用をかけて各種のスタディーをするものです。

1000万円かけて、人を構築するのです。

その様子を聞くと凄いものがあります。

発表する場面では肯定する人もいれば否定する人もあり、教授の意見とは私は異なるなどと、ぶつかりあうのが当然と言っていました。

お互いにぶつかりあって、ケチョンケチョンにやられて真の自分を知り経営とは何かなどを学ぶそうです。

30年早ければ私も行きたくなるようなスクール留学です。

話が面白くて、凄い刺激を受けましたよ!

そう言えば、甥っ子の警察学校の卒業式に参加したことがあります。

一人前の警察官になるには、厳しい授業を経て(訓練をして)卒業するのです。

囲まれた校舎の広場内で卒業式が挙行されるのですが、緊張感が張りつめた場面であり卒業証書を受け取る時は、みなさん涙していました。

厳しく育てられた教官に握手され、良くやったな!頑張れよ!と声をかけられ敬礼しながら、目から大粒の涙が流れていましたね。

こうして、一人前の警察官となるのでしょう。

ハーバードスークールでも、最後(卒業時)は大の大人が涙すると言っていました。

そして、全世界にその絆が生まれるのだとも話していました。

同窓会も国内や各国の方々が集まったりしているとお聞きしました。 

フグ鍋で、最後に雑炊にします。

美味過ぎます!

彼の生き方や考え方も凄いものがあります。

彼は驕らず、高ぶらずに下働きを躊躇なくする方です。

実に穏やかで、火加減からあく抜き、そしてお酌も含めて、所作や気遣いも感じられます。

そんな方も行動力も驚かされます。

ハーバード大に直接、日本支社長?にしてくれと売り込んだとのことです。 

彼は私と住む世界が違いますね。 

やはり多くの方々、特に異業種の方と話したりしないとダメだな!と感じました。

井の中の蛙ではいけないな。

世界は広いし、優秀な人材もこうして作られるのだと痛感いたしました。

*酒の席でしたので、正確な情報ではないことをお許しください。

私が記憶しているのは1000万円かけて留学していることです。

ある企業では30名も参加させているとのことです。

30名と言うと3億円ですよ。

それだけかけても実(身)があるとのことです。

すでに予約でいっぱいだと言っていました。

企業でも人材育成に不安を抱えているのでしょう。

ここまでしないと生き残れないと感じました。 

 私はスクールに挑戦?する意気込みはありませんが、世界を知る(つくる)人たちは、こうして学んでいることを知りました。

私が教えることは何もありません。

私も道志生活の話をすると、その方も凄いですねぇ~と言っています。

どんな場面でもどこでも人付き合いは大事だと思いました。

 この店は美味いものを出しますが、その分少し割高になります。

3時間くらい話し込んだのかな?

実に有意義な一杯でした。

道志での薪ストーブもまた良いものです。

 

Hiro