昨日は、いろいろとあってブログのアップが出来ませんでした。
さて、ブログを通じて多くの方々とのやり取りをしています。以前は、オフ会と称して知り合った方々と直接お会いしたこともあります。
場所は東京・京都・福井などでお会いしました。会ってもすぐに誰だか直ぐに分かり打ち解けます。
今日は、「団塊のシニアのひとりごと」さんの内容です。フォロワーは出来ない設定になっています。
「65歳になって屈辱的な出来事」と題して、ある新聞記事の内容を紹介されていました。
それは3年前に定年退職になり会社のOB会に参加したときのことである、初めて参加したOB会、自己紹介と近況報告で・・・この先は、リンクをお読みください。
OB会も縦社会・・・。
私も経験がありますが、まぁ~一応は名の通った私立校の高校時代(水泳部)とファーストステージ(60歳定年)までのOB会はいろいろな思いがあって、今ではOB会は不参加または退会しています。
特に、高校時代は当時(60年前)の運動部は上下関係が厳しく、遠くに先輩を見かければ「チワー!」(こんにちは)と頭を下げ挨拶し、返事する時は「オッス!」と言っていました。今の部活では想像できないかと思います。
いわゆるパワハラは当たり前で、一年生の時は連帯責任とやらで長時間正座させられたり殴る蹴るもありました。(退部するのも困難な状態です)
これで泳ぎが上手くなるかどうか分かりませんでした。水の抵抗を少なくさせるとの理由で、バリカンで坊主にされていた時代です。軍隊は知りませんが、まるで軍隊のような組織です。
私が上級生になった時は、こんな思いを後輩にはさせたくないと、すべての暴力的行為は廃止いたしました。
普段は良き先輩でもあり後輩でした。
しかしながら卒業してOB会に参加しても、上下関係は続いており昔の慣習は依然として残っており、どうでも良いことですが上座は先輩と決まっていました。何度かそんな思いをして、今でもOB会の通知は来ますが参加していません。
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社会人になっても同様です。仕事では上下関係はあっても、嫌がらせなどは無くバブル期前後ですので、忙しく毎日遅くまで残業の日々を送っていました。
職種は事務系と技術系がありますが、私は技術系です。
冬は木造の建物で、新人はダルマストーブの石炭を取りに行っては1時間前には部屋を暖め、(そのうち石油に代わりました)先輩の机や灰皿を清掃し、来る先輩のお茶碗を覚えて置き順にお出ししていたのです。渡米経験もありましたので、これが日本の会社か?と思ったくらいです。
始業時間になり、女性がいれば自分や来客のお茶出しは女性が行っていましたが、女性も黙ってはいません。組合通じて湯沸かし器が設置され部長職も自分でお茶を淹れるようになりました。
一時はこんな会社は直ぐに辞めてやると思っていたのですが、とうとう定年まで勤めていました。
当時は印刷機もアンモニア臭のする青焼きで図面などを焼いていました。印刷物はガリ版刷りです。鉄筆で専用用紙に書くのです。誰が書いたかは字で直ぐに分かりましたね。
そのうち、和文タイプで文字を打ち込むのですが、慣れないと文字を探すのが大変でした。
計算機も最初はタイガーと言ってアナログ式のクルクル回して計算する機器でした。そのうち、課に一台ずつ大きく高価な電卓が配備されました。まだ、デジタルの腕時計が珍しい時代です。計算も関数表を使っている時代です。
電話はもちろん交換手さん(女性)がいて、外部からの電話はつないでくれます。yukiさん○○さんからですと、個人情報などはありません。時には何かの勧誘らしきものは「勧誘みたいなので、外出中にして置きますね!」と上手に処理してくれました。
また、労働組合も強く賃金闘争などでは、関係部署の前に座り込んだりデモ行進などもありました。電車もバスもスト決行中と張り紙し、完全ストップになっていました。
パソコン導入の際も、労働組合は合理化で人員削減につながると反対運動もありました。今では笑うような話です。
良く飲みに行きましたが、ほとんど先輩のおごりです。良いこともあり、楽しい時代だったのかも知れません。
しかし、その上下関係やいわゆる派閥も退職後も続いていたのです。
全体のOB会や技術系、だれ誰さんを囲む会と称して集まりはありました。そんな中でも上下関係はあり、なんとなく席順も決まっていました。(会費は同じです)
技術系ですと簡単には割り切れない上下関係ですが、今では通知のあるものは不参加で、OB会と称するものは全て退会しています。
でも、仕事上だけのことを考えれば、良き時代だったのかも知れません。
給料は上がる、景気は良くなる、家族を持つ、多くの趣味も楽しんだ。
「シニアの生活意識調査」によると友人の数の平均は60代で15人、70代で18人、会社時代の同僚との付き合いは激減したとありました。からご紹介します。
きっと、仕事上の人付き合いだったのでしょう。退職してからは職場や同窓会など人づき合いは無くなりましたが、別に不自由はありません。返って、余計な気を使わずに暮らすことが慣れてきました。
仕事上や同窓会的な付き合いは、それぞれの生活感や境遇も異なっており、話が合わなくなったのも事実です。
気の合った仲間とは、今でも昼飲み会は行っています。
あぁ~昼飲み会をしたくなった!
先日の「孤独と上手に付き合うには」も参考になりました。
今日は道志に入ります。」
Hiro