七五三

七五三

今日は、七五三を祝い、おめかしした子供が両親と歩いているのをよく見かけた。

私は確か５歳の時に祝ってもらった。その時、私は手渡された千歳飴が入った袋の中身が、気になって気になって仕様がなかった。当時の写真が残っているが、うれしそうに笑って、千歳飴を覗いている私の姿が何とも懐かしい。

こういう風習が残っているのはよいことである。

豹変

豹変

人は豹変する。

時々、ついさっきまで笑っていたのに、急に怖い顔をして怒ったかと思うと、また笑ったりする人がいるが、怖い。この手の人体模写は、竹中直人の得意とするところだが、テレビで見ているから笑えるものの、本当にこんな人がいたら一番たちが悪く、誰もが接触を拒むだろう。

つい最近、鬼束ちひろさんが豹変してしまったと聞き、Youtubeで、その豹変ぶりを動画でみてしまった。鬼束ちひろさんといえば、飾らない素直な自分を歌で表現しているアーティストという印象があるが、そのような印象は微塵も感じられなかった。ただのパフォーマンスなのか、よく分からないが、それが怖い。多分、隣りにいたら遠くに離れるか、知り合いだったら「鬼束！てめえ、いい加減にしろ！」と一喝入れているところだ。ただ歌だけは変わっていなかった。（と、思うのは私だけ？もちろん良い意味だけど。）

まあ誰でも感情には波があり、大きく沈めば、揺り戻しで超ハイテンションになるのは、私も経験済みなので、分からなくもない。情緒が不安定で自分でコントロールできないのだ。私の場合、追い詰められれば、追い詰められるほど、何故かケタケタ、ケタケタと笑ってしまうのだ。

女の人は子供を産むと、また物の見方が大きく変わるから、早く子供を作るに越したことはない。男もまたしかり。また歳を重ねれば変わっていく。

そう思うと昨日より今日、今日より明日、日々刻々と変わるのが、人間というものなのかもしれない。