トイレのピエタ
今日はゆっくりしようかと思ったが意を決して、横浜ブルグ13で映画「トイレのピエタ」を見た。これが予想を遥かに越えて良い映画だった。劇中、何度か涙した。観て本当によかった。是非おすすめ。
始まりは、ビルの屋上から始まる。ビルの窓吹きの清掃員である園田は、画家崩れの人間で、28才。絵は諦め、清掃員のアルバイトをして東京で何となく暮らしている。ある日、突然倒れた。気がついたときには病院にいて、検査の結果末期ガンで余命3カ月を告げられる。どうしていいか分からない。そんな時、一人の少女と出会う。少女は学校でも浮いた存在で、家でも肩身の狭い思いで暮らしている。死にたい。そんなやりきれない思いや怒りを園田にぶつけて来る。二人は互いの思いを激しくぶつけあう。印象的だったのはプールのシーン。大量の金魚をプールに放ち、少女は飛び込む。幻想的な世界の中で、序々に二人の距離は狭まっていく。それでも病魔は園田を襲う。彼が最後に残したのはトイレにピエタを描くこと。彼が果てた時、少女は彼の残した壮大なピエタを目の当たりにして。。。
漫画家、手塚治虫が最後に残した日記に走り書きのように残したストーリーを「ピューぴる」などのドキュメンタリー映画で撮影した松永大司が監督し映像化。主演の園田役には役者として初めてデビューする、ロックバンドRADWIMPSのボーカル、ギター、そして全ての曲の作詞作曲してきた野田洋次郎。脇を固める実力派俳優たち。特に主演の野田は初めてとは思えぬ演技力を発揮。さすがはロックで活躍してきただけあって、新鮮でかつロックな演技を見せてくれた。
とにかく何もかもが良かった。言葉では語りつくせないな。是非見てほしい。
今日はゆっくりしようかと思ったが意を決して、横浜ブルグ13で映画「トイレのピエタ」を見た。これが予想を遥かに越えて良い映画だった。劇中、何度か涙した。観て本当によかった。是非おすすめ。
始まりは、ビルの屋上から始まる。ビルの窓吹きの清掃員である園田は、画家崩れの人間で、28才。絵は諦め、清掃員のアルバイトをして東京で何となく暮らしている。ある日、突然倒れた。気がついたときには病院にいて、検査の結果末期ガンで余命3カ月を告げられる。どうしていいか分からない。そんな時、一人の少女と出会う。少女は学校でも浮いた存在で、家でも肩身の狭い思いで暮らしている。死にたい。そんなやりきれない思いや怒りを園田にぶつけて来る。二人は互いの思いを激しくぶつけあう。印象的だったのはプールのシーン。大量の金魚をプールに放ち、少女は飛び込む。幻想的な世界の中で、序々に二人の距離は狭まっていく。それでも病魔は園田を襲う。彼が最後に残したのはトイレにピエタを描くこと。彼が果てた時、少女は彼の残した壮大なピエタを目の当たりにして。。。
漫画家、手塚治虫が最後に残した日記に走り書きのように残したストーリーを「ピューぴる」などのドキュメンタリー映画で撮影した松永大司が監督し映像化。主演の園田役には役者として初めてデビューする、ロックバンドRADWIMPSのボーカル、ギター、そして全ての曲の作詞作曲してきた野田洋次郎。脇を固める実力派俳優たち。特に主演の野田は初めてとは思えぬ演技力を発揮。さすがはロックで活躍してきただけあって、新鮮でかつロックな演技を見せてくれた。
とにかく何もかもが良かった。言葉では語りつくせないな。是非見てほしい。