ジ・エンドまで

ジ・エンドまで

全てが思い通り
全てが順調と思ったら
予期せぬサプライズ
アクセルからブレーキに急停止
全ては巡り巡って
自分が輪の中にいることに気づく
皆が皆同じストリートを走る訳じゃない
バラバラなピースをまとって
何かを整理しようなんて思い上がり
世の中はそれだけ混沌としている
ギアチェンジして加速して
一気に駆け抜けてしまえ
そう、ジ・エンドはすぐ手前まで来ている
快調に飛ばそう

2s

2s

あなたとふたりきり
他に誰もいない
愛に浸りきった世界の中で
雲の上を空中散歩
噴水の泉は絶えず
透明な液体を湧きだし続け
壺を持った神々が
くつろぐ天国の憩い
全て白色で塗り込められた
神話の中の愛に浸りきった世界
ただ蛇にだけは用心せよ
良からぬ血を流す故

鞭

鞭

その女は
しなるような鞭の使い手だった
特別な皮性のつややかな鞭を
赤い舌で舐めまわして
そうして滴る涎が落ちる瞬間に
裸になった無防備の男の尻に鞭を振るう
この瞬間をまるでブランデーのように
楽しむのが女の楽しみであった
その癖、その女は毎日聖書の一節を欠かさず
読むことを忘れなかった
女は敬虔な神の奴隷だった訳である
奴隷であったが故に日常は
サディスチックだった
この女はこの倒錯に
何の矛盾も感じなかった
敬虔であるが故に
無防備な男に鞭を振るうのを
ためらわなかったのである
今日も暗い地下室の中で
女の汚らしくちりばめられた言葉の怒号と
男のうめき声、
そして打ちつけられた鞭の音が
闇夜の晩に響いた

捨て身のアウトロー

捨て身のアウトロー

今日は内輪の工程会議があり、別担当者と就活について色々と会話。二人して、つまんねえなってぼやいてた。

というところで板ばさみになっている案件があって、顧客からはソフトウェアパッチの提供を依頼されていて、でも肝心の評価マシンはハードウェア部署が電気代をケチって貸してくれないという案件。こう言うときには、申し訳ないけど、お客さまを怒らして動かすとい禁じ手があって、もう捨て身のアウトローだから、臆することもなく、禁じ手を使ったら、お客さまが怒る前に上長に怒られて、ちゃんとハードウェア部署と調整するように言われ、明日内輪で対策会議を開くことに。。。カカ。。。

今日はちょい残で開き直って帰ったら、友人が忙しい合間に電話をくれて、しばし時を忘れて会話を楽しみ。。。やっぱり、持つべきものは友だと、shyで人見知りのＭｅも身にしみて痛感しました。

後幾日生きられるか。余命僅かな廃人寸前のＭｅ思う。みたいな。。。しばらくは、捨て身のアウトローで通します。

後記
「ビジネス活用事例で学ぶデータサイエンス入門」（酒巻隆治+里洋平著）（P.126/259読了）