両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護3在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要介護4施設入所

偶然見つけた本

2013年05月11日 | つぶやき
今日母はデイ。大雨の中、出かけていくのもだと思い、

玄関に母が濡れないようにバスタオルを用意しておいた。


けどね、その用意も必要ないぐらい見事に止んだ雨。

さすが晴れ女~♪雨女の私じゃ~考えられないわね

スタッフさんも、

「驚き~!!さすが晴れ女~~♪

雨が降り出す前に出かけちゃいましょう~♪」


と言いながら出かけていきました。



出かけたあと、息子と共に図書館へ。

ちなみに明後日から中間テストの息子。

本来ならテスト勉強をしないといけないのですが、息抜き??

息子は息子で借りたい本があったのか、目的の場所に一直線。

私はというと、特に借りる本もないのでブラブラ・・・。


そんな時、ふっと目に止まった本があった。

3年ほど前に亡くなった清水由貴子さんの妹さんが書かれた本。

『介護うつ ~姉・清水由貴子のラストメッセージ~』


息子が本を選んでいる間、椅子に座り、吸い込まれるように読み始めた。

まだ最初の方しか読んでいないけど、長女だった事、実父は早く亡くしている部分は似ている。

なんか、頑張りすぎちゃったのかな~って思う。

あと真面目な人だったんだろうな~って思う。


介護していると、フッとしたとき、

これで・・・いいの?私の人生??

って思う時がある。

そのフッと思った一瞬、魔物が入る?!感覚??っていうのかな。

その一瞬そう思ったとき、タイミング悪く周りが上手く回っていないと・・・、

どん底に落とされた気持ちになる。

ああー、もう全部やだわ!!!って。


継父が居た頃は、ほんと、ほんとに色々あった。

頼りの綱ののケアマネからも責められ、仕舞いには、

「私の仕事じゃないっすから~、ご家族の問題すから~。

でも早めに答えをいただきたいので、どうしますう~?」


って放り出される始末。

そんな時期、子供が学校でいじめられている事が発覚したりして、

親として、傍にいて、何も気づいてあげれなかったことを、

今でも反省している。

あとうるさい旦那の親。こいつは継父同様にネックだった。

暇だからか、容赦ない電話攻撃と、訪問攻撃。

思い通りに動かない私に腹を立てる姑。

だんだんエスカレートする姑の本音が突き刺さるようになる。

姑「あなたのお母さんね、みんなに迷惑かけて生きているってこと、

 自分で自覚しているのかしらね?

 みんなにいっぱい迷惑かけて、よく生きていられるわね~。

 あなたも感謝されない人の介護しても仕方がないでしょ?

 さっさと訳のわからない人は施設に入れちゃえばいいのよ。

 で、あの家を売り払ったお金で、ここに新しい家を建てて、

 私たちと一緒に暮らしたらいいじゃない」


だってヾ(#`Д´#)ノ ばっかじゃないの!!って思ったけどね。

でもね、何回も言われるこっちの気持ちは耐えられない。

言い返しても、わかんないんだよね、こういう人って。


あの時期は、ほんと自分でも思うけど、『うつ』ぽかったんじゃないかと

今は思う。


介護は頑張っても、頑張っても、『これで十分』というのがないから怖い。

要求はどんどんエスカレーとするし、要求する方は何も考えず言うだけ。

なので介護者に全部のしかかることになる。


やっぱり、介護は頑張らすぎず、自分の時間も、人生も、自分のことを

大事に思うこと。これが一番かな~。


コメント
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