公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

当たりはどこ?

2018-08-09 09:52:00 | 位置関係
図のように、形と大きさが同じである8個の箱A~Hが積み上げられている。いま、当たりの入っている箱について、次のことが分かっているとき、確実に言えるのはどれか。・当たりが入った箱は全部で3個ある。                   ・当たりが入った箱は右列に1個、左列に2個ある。                   ・当たりが入った箱は上段に2個、下段に1個ある。                   ・Eの箱は当たりが入った箱のいずれの面にも接していない。                   ・Hの箱は2個の当たりが入った箱の面と接している。                   ①Aは2個の当たりの入った箱の面と接している。                   ②Bは当たりが入った箱ではない。                   ③Cは当たりが入った箱である。                   ④Fは当たりが入った箱の面に接していない。                   ⑤Gは当たりが入った箱である。                   正解は、明日午前中。分かった人も分からなかった人もポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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先日の警視庁1類no34

2018-05-18 11:21:00 | 位置関係
A~Fの6人はレンタカーで1泊2日の旅行に出かけ、レンタカーの座席は下図のようになっている。各人の座席について以下のことが分かっているとき、確実にいえることとして、最も妥当なのはどれか。                                          ・Aは1日目、2日目のどちらかで①に座った。                   ・Bの2日目の座席は、②であった。                   ・Cの2日目の座席は、1日目の隣の座席であった。                   ・Dの2日目の座席は、1日目に座った座席の前であった。                   ・Eは運転免許を持っておらず、1日目はAの隣に座った。                   ・Fは2日ともCの斜め前に座った。                    1 A~Fの中には2日間同じ座席に座った者がいる。                    2 Aの1日目の座席は、Bの斜め前の座席であった。                    3 Bの1日目の座席は、③であった。                    4 Dの2日目の座席は、③であった。                    5 Eの2日目の座席は、Fの真後ろの座席であった。                    Aは、1日目、2日目のどちらかで①に座ったのですが、それは1日目ではなく、2日目です。よって、はじめの二つの条件より、次に、4つ目の条件ですが、もしもDが1日目に2列目に座っていたとしたら、2日目は1列目ですが、2日目の1列目にはAとBが座っているので、無理ですね。よって、Dは1日目は3列目、2日目は2列目。なので、5番目の条件より、1日目、AとEは隣り合わせに座るのですが、2列目で隣合っちゃうと、6番目の条件が満たせません~。CとFから、「邪魔や!お前ら、前に行け!」と怒鳴られてしまうのです。(後ろに行ったら、今度はDから文句を言われるし…やっぱり1列目に行くしかありません。)ところが、Eは私と同じく、運転免許を持っていませんので、こうなりますね。そうなると、6番目の条件より、2日ともFが2列目で、Cが3列目~。残った席に残った人が入り、Dが左か右かによって場合分けして、肢1…2日間同じ座席に座った人はいません。肢2、肢3、肢4…あり得ますが、確実ではありません。肢5…確実ですね。正解は、肢5です。ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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オオカミがやってきた

2017-12-26 10:51:00 | 位置関係




図のように家具等(タンス、戸棚、洗濯桶、ベッド、テーブル、柱時計、暖炉)が配置されている2部屋から成る家で、7匹の子ヤギの兄弟が暮らしている。                   ある日、この家にオオカミがやって来たので、7匹の子ヤギの兄弟は家具等に隠れたが、うち6匹はオオカミに見つかってしまった。次のことが分かっているとき、確実にいえるのはどれか。     
ただし、家具一つにつき子ヤギは1匹しか隠れることができないものとする。○2部屋に共通して置かれている家具等のそれぞれについて、一方の部屋の家具等に子ヤギが隠れている場合は、もう一方の部屋の家具等に子ヤギは隠れていなかった。                   ○長男は、テーブルの下に隠れた。                   ○次男は、東側の部屋で隠れた。                   ○三男と四男は、それぞれ別の部屋で隠れた。                   ○五男は、テーブルよりも南側にある家具等に隠れた。                   ○末っ子は、柱時計に隠れており、オオカミには見つからなかった。                   ○オオカミは、西側の部屋で4匹の子ヤギを、東側の部屋で2匹の子ヤギを見つけた。                 
 1 長男は、東側の部屋のテーブルの下に隠れた。                    2 次男は、東側の部屋のタンスに隠れた。                    3 三男は東側の部屋で、四男は西側の部屋で、それぞれ隠れた。                    4 五男は、西側の部屋の暖炉に隠れた。                    5 末っ子は、西側の部屋の柱時計に隠れた。                    (平成29年国家一般職大卒)                      長男を①、次男を②、三男を③、四男を④、五男を⑤、六男を⑥、末っ子を⑦とします。                   オオカミは、①~⑥を見つけました。西側で4匹、東側で2匹見つけたので、まず、どの子ヤギが、どちらの部屋に隠れたのかを考えてみます。⑦は見つからなかったので、この際いなかったものとします。(見つかった子ヤギが、どちらの部屋にいたのかだけを考えています。)②が東で、③と④が別の部屋だから、東側の2匹は②と(③か④)なので、それ以外は全て西側ですね。①は、西側で、テーブルの下(2つ目の条件)。⑤は、西側で、柱時計か暖炉(5つ目の条件)。でも、もしも柱時計だったら、⑦は、どこにも隠れることができません(1つ目と6つ目の条件)。よって、⑤は、西側の暖炉。実は、はっきり決まるのはこれだけです。よって、正解は、肢4です。因みに、肢1…長男は、西側のテーブルの下です。肢2…次男は、東側の部屋のどこに隠れたか不明。肢3…三男と四男は、どちらが東側でどちらが西側か不明。肢5…末っ子は、確かに柱時計に隠れたのですが、それが東側か西側かは不明です。ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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東京消防庁1類no8(平成24年5月27日)

2016-12-26 09:13:00 | 位置関係
地上3階建のアパートにAからHの8人が1人1部屋を借りて住んでおり、アパートの各部屋の配置は下の図のようになっている。以下のアからオのことが分かっているとき、確実にいえるものとして、最も妥当なのはどれか。9部屋に8人が住んでいるので、空室は1つですね。条件を図にすると、まず、右、左を気にしなくてはいけないのか?条件オ(Hが1階の右端)があるので、気にしながら考えなければいけません。すると、条件アと条件エの組み合わせは、Ⅰと条件オの組み合わせ方が2つ。Ⅱと条件オの組み合わせ方は1つ。Ⅲ図の場合は、条件イ、条件ウを当てはめて、残ったところがGの部屋です。図Ⅳの場合は、条件イが当てはまりません。図Ⅴの場合は、当てはめ方が2通り。合計3つの例ができましたが、全てに共通する選択肢は、肢②です。では、これを一発でやってみましょう。1階にHがいるので、A、F、Cは、2階か3階です。ただし、2階だとすると、条件イが満たせない。ゆえに3階。すると、Dは2階。空室は1階ではないから、2階。ゆえにEも2階。残ったBとGは1階だから、必ず隣り合います。ブログランキング・にほんブログ村へ
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大阪府公立義務教育諸学校事務職no34(2016.10.22)

2016-11-18 08:42:00 | 位置関係
X社とY社の社員それぞれ4人ずつのA~Hの8人が、図のような長方形のテーブル席に座り会議を行い、その座席について次のア~エのことが分かっている。このとき、確実にいえるのはどれか。ただし、テーブルの角をはさんで座る場合は、隣に座っているとはいわないものとする。                    ①BはX社の社員である。               
   
 ②EはY社の社員である。                    ③Cの正面にはGが座っている。                    ④Fの正面にはDが座っている。                    ⑤Gの隣にはEが座っている。                    今、X社の社員は○、Y社の社員は△で囲むこととします。条件イより、Ⅰ図かⅡ図のように座っているのです。でも、テーブルの上側に誰が座るとか、下側に誰が座るとか、そういう条件は全くありません。つまり、Ⅰ図でもⅡ図でも、どっちで考えても構わないということです。では、Ⅰ図にします。次に、条件ア。AとHは、2人ともY社の社員ですから、向かい合うとしたら、ここしかありませんね。ただし、AとHは、入れ替わってもかまいません。(矢印で記入)。条件エより、DとEは同じ会社の社員とありますが、図を見ると、もうY社の社員同士が隣り合うことはできませんから、二人はX社の社員で、しかも隣り合っているのだから、いずれにしても、X社の4人の場所は決まったので、残った席は全てY社の社員の席です。ア図の場合は、どうやったって条件ウのようにCが座ることはできません。イ図の場合は、うまくいきます。最後に、条件イの後半を見て下さい。Bの右隣がFですね。残った席がGの席です。肢①BはY社。肢②EはX社。肢③正解肢④Fの正面はDかEか不明。肢⑤Gの隣はDかEか不明。正解は肢③です。ところで、初学者の人は、次のことに注意しておいて下さい。例えば、Ⅱ図を使って考えていくと、途中でこのようになります。Cはどこに座りますか?着席問題では、座っている人の立場で左右を考えます。(着席問題ではないときは、画面を見ている人の立場)だから、Cは、右上に座ります。ブログランキング・にほんブログ村へ
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