教員採用試験教養数学(栃木県)その3(2015年7月5日) 2017-02-26 17:27:00 | その他 LECオンラインショップ(E学習センター) 6 次の図は、1辺の長さが4の正四面体ABCDである。E、Fは、それぞれ辺AB、ADの中点であり、点Pは辺AC上を動くものとする。2つの線分EPとPFの長さの和が最も小さくなるとき、その和の値を求めよ。7 黒色と白色に塗られた同じ大きさの正方形のタイルがある。これらを次の図のようにすき間なく規則的に並べていく。このとき、6番目の図形には白色のタイルが何枚あるか。6の解答例 面ABCと面ACDの展開図は、次のようになる。線分EPと線分PFの長さの和が最小になるのは、EとFを直線で結んだときだから、と、ここまでは一直線なのですが、ここから、①余弦定理でやる。②余弦定理を使わずにやる。の2つに分かれます。①の場合。ちなみに、②の場合。正解は、肢オです。 7について。しろより、黒色のタイルの枚数に規則性がはっきりでています。1番目…1枚。2番目…2枚。3番目…3枚。4番目…4枚。よって、6番目…6枚。6番目の図形には、全部で6×6=36枚のタイルが使われているので、白は、36-6=30枚。正解は、肢ウです。
警視庁3類no37(平成28年9月18日) 2017-02-24 09:16:00 | 証言 LECオンラインショップ(E学習センター) A~Hの8人が囲碁のトーナメント戦に参加し、そのうちの1人が優勝した。 誰が優勝したのかについて尋ねたところ、つぎのような回答があったが、8人のうち本当のことを言っているのは5人で、残りの3人が嘘をついている。 このとき、優勝した者として、最も妥当なのはどれか。 たとえば、Dが、「優勝したのはEでもGでもない」と言っていますが、では、誰が優勝したのでしょう?EとG以外の人、つまり、AかBかCかDかFかHかが優勝した、といっているのです。同様に、Cの発言から、Cは、自分以外の人、つまりAかBかDかEかFかGかHが優勝したと言っているのです。ここまで、BからHの発言をまとめてみると、 次に、Aが、「Fは本当のことを言っている」と言っていますが、では、誰が優勝したのでしょう?Fの、「AかGが優勝した」と いう発言が本当なら、やはりAかGが優勝したのです。結局、Aは、Fと同じことを発言しているのです。 先ほどの表に、Aの発言を加えます。 ここからがハイライト。例えば、優勝したのがAだったとしましょう。さて、何人が本当のことをいったでしょう?表を見て下さいね!4人ですね。問題文には、本当のことを言っているのは5人と書いてあります。では、誰が優勝したら、本当のことを言ったのが5人になるでしょうか?Gですね! 正解は、肢④です。
教員採用試験教養数学(栃木県)その2(2015年7月5日) 2017-02-22 09:32:00 | その他 LECオンラインショップ(E学習センター) 3 . yはxに反比例し、x=4のとき、y=-3である。x=-6のとき、yの値を求めよ。ア.-4 イ. -2 ウ.1 エ.2 オ.4 4. 半径が2の球の体積を求めよ。 5. 2個のサイコロを同時に投げるとき、出た目の数の和が5の倍数となる確率を求めよ。3の解答例正解は、肢エです。ちなみに、yがxに比例するときは、y=axとおけますね。4の解答例正解は、肢ウです。ちなみに、球の表面積は、でしたね。5の解答例正解は、肢エです。
警視庁3類no36(平成28年9月18日) 2017-02-20 09:22:00 | 方程式不等式 LECオンラインショップ(E学習センター) A、Bの2人が以下のルールでジャンケンを繰り返し、16回目が終わったとき、どちらかの持ち点が0点になった。2人は少なくとも1回は勝ったとすると、0点になった方が負けた回数について、最も妥当なのはどれか。 ・2人とも初めに10点を持ち点として与えられている。 ・ジャンケンに勝った方は2点が加えられる。 ・負けた方は1点が減らされる。 ・引き分けると両方に1点が加えられる。 ①12回②13回③14回④15回⑤16回 選択肢をみて、そのまんま考えていく方法と、負けた方がx回負けて、y回勝って、16-x-y回引き分けたとして、数的推理の、不定方程式のように考える方法がありそうです。両方やってみましょう。 まずは、選択肢を使う方法です。肢① 負けた人が、12回負けると、-12点。16回ジャンケンしたから、あと4回ジャンケンした。ところが、勝ったときも、あいこのときも、最低1点はもらえるのだから、少なくともあと4点は増えます。これでは絶対に0点にはならないですねぇ。 肢② 負けた人が13回負けると、-13点。16回ジャンケンしたから、あと3回ジャンケンした。少なくとも1回は勝ったのだから、最低でもあと4点は増えます。(勝ち1、あいこ2)これでは0点にはならない。 肢③負けた人が14回負けると、-14点。16回ジャンケンしたから、あと2回ジャンケンした。その2回とも勝てば、+4点。これで0点になります。 肢④負けた人が15回負けると、-15点。16回ジャンケンしたから、あと1回ジャンケンした。それに勝ったとしても+2にしかならない。 もう肢⑤は論外ですね。 次に、式を使ったやり方。少なくとも1回は勝ったのだから、y≧1。よって、また、ジャンケンは16回したのだから、ゆえに、負けた回数は、14回以上、14回以下だから、14回です。正解は、肢③です。
教員採用試験教養数学(栃木県)2015年7月5日その1 2017-02-18 08:25:00 | 数学 LECオンラインショップ(E学習センター) 1. 2<√a<3を満たす正の整数aは何個あるか。 ア.4個 イ.5個 ウ.6個 エ.7個 オ.8個 2乗して考える方法と、ルートのまま考える方法の2つあります。 ①2乗して考える。 2<√a<3ということは、正の範囲に限られるので、すべて2乗して、4<a<9。これを満たすaは、5、6、7、8の4個なので、正解はアです。 ②ルートのまま考える。 2=√4、3=√9だから、√4<√a<√9。これを満たすaは、5、6、7、8の4個。 まあ、①も②も同じことなんですけどね。 2選択肢のアが5なので、nに5を代入すると、25-20-5=0。0は、素数ではないのでダメ。ってな具合で、調べれば簡単です。 選択肢がなければ、こうします。あっ、まずは素数ですよね。1と、その数自身しか約数をもたないものを素数といいます。ただし、1は素数ではありません。nは、正の整数なので、(n-5)と、(n+1)とでは、必ず(n-5)の方が小さい。素数は、素因数分解すると、1×その数となるのだから、n-5=1で、n+1=その数です。よって、n=6。その数=7です。正解は肢イです。