多角形について述べた次の各文のうち、常に正しいものはどれか。1~5から一つ選べ。 ①3つの内角のうち、その2つの大きさが26º、58ºの三角形は、鋭角三角形である。 ②1つの内角の大きさが60ºである平行四辺形の4つの外角の和は、1080ºである。 ③五角形で、4つの内角の和が410ºのとき、残りの内角の大きさは、120ºである。 ④6つの辺の長さがすべて等しい六角形は正六角形である。 ⑤正十角形では、1つの外角の大きさは、1つの内角の大きさの1/4である。 ①三角形の内角の和は180ºですから、そのうちの2つが26ºと58ºなら、もう一つの内角は、180-(26+58)=96ºです。これは鈍角(90ºより大きい角)なので、鈍角三角形です。 ②何角形であろうが、外角の和は、360ºです。実際に調べてみても、やはり360ºですね。 ③n角形の内角の和は、180(n-2)ですから、五角形の内角の和は、180×(5-2)=180×3=540ºです。そのうちの4つの内角の和が410ºなので、もう一つの内角は、540-410=130ºです。 ④正多角形とは、全ての辺の長さと全ての内角の大きさが等しい多角形です。6つの辺の長さが等しいだけでは、まだ正六角形かどうかは分かりません。例えば、 ⑤ ②でも述べたように、何角形でも、外角の和は360ºです。正十角形には、当然ながら、10個の内角と10個の外角があります。そして、正十角形ですから、全ての内角どうし、全ての外角どうしは同じ角度です。なので、1つの外角は360÷10=36ºで、1つの内角は、次の図より、180-36=144ºです。144÷36=4ですから、確かに1/4になっています。正解は、肢⑤です。ここをポチッとお願いします。→
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