コインの表を◯、裏を●とします。今、◯です。さあ、7回ひっくり返すと?●◯●◯●◯●で、裏ですね。 では、10846回ひっくり返すと?◯ですね。つまり、偶数回だと変化なし、奇数回だと今と逆になるのですね。 このように、コインを数回裏返すと…という問題を作ることができ、それに飽きてきた出題者は、「電気のスイッチの話にでもしよか」となるのです。本質は同じことです。 これにも飽きてきたら何にするんでしょうね?まさかTシャツを裏返して…などとはならないですねぇ。 平成28年市役所B日程より。 ある大広間には、シャンデリアとスポットライトの2種類の照明があり、スイッチが大広間の東西南北の壁面に1個ずつ、計4個ある。スイッチはそれぞれ、どちらか1種類の照明に対応しており、1回押すたびに、対応する照明が消灯(-)から点灯(+)へ、または(+)から(-)へ切り替わる。 照明がどちらも(-)のときに、4個のスイッチを1回ずつ押したところ、照明はどちらも(+)になった。 続けて、東以外の3個のスイッチを1回ずつ押したところ、シャンデリアは(+)、スポットライトは(-)になった。 さらに続けて、西と北のスイッチを1回ずつ押したところ、シャンデリアは(-)、スポットライトは(+)になった。 このとき、スイッチと照明の対応関係について確実に言えるのはどれか。 ①東と西のスイッチはどちらもシャンデリアに対応している。 ②東と南のスイッチはどちらもシャンデリアに対応している。 ③東と北のスイッチはどちらもスポットライトに対応している。 ④西と北のスイッチはどちらもスポットライトに対応している。 ⑤南と北のスイッチはどちらもシャンデリアに対応している。 始めは、シャンデリアもスポットライトも消えていたくせに、東西南北のスイッチを1回ずつ押すと、どちらも点灯しました。よって、シャンデリアのスイッチもスポットライトのスイッチも奇数回押されたのです。東西南北のスイッチは、シャンデリア3個とスポットライト1個か、シャンデリア1個とスポットライト3個か、のどちらかです。 まあ、普通の大広間だったら、2個ずつにしてあるんだけれども、それだと東西南北のスイッチを1回ずつ押すと、どちらも(-)になってしまいますので、この大広間はおかしな大広間だなあと分かりますが。 続けて、西と南と北のスイッチを押すと、シャンデリアが点灯、スポットライト消灯なので、さらに続けて、西と北のスイッチを押すと~。結局、西と北は、シャンデリアとスポットライトが1個ずつ。ということは、ということは、ということは、ということは、ということは、正解は、肢②です。ということは、ここをポチッとお願いします。→
にほんブログ村
にほんブログ村