公式が使えないとなると、真っ先に思い浮かぶのが、「くり抜き」という考え方です。例えば、
全体の133人から、Aに属する90人をくり抜いて(引いて)しまえば、残りは43人です。つまり、ア+イ+ウ+エ=43。
例題です。A~Cの問題に生徒133人が取り組んだ。次のような結果が出たとき、確実に言えるのはどれか。 ・3問とも間違えた者は3人であった。 ・Aができた者は90人、AとBのみできた者は21人であった。 ・Bのみできた者はCのみできた者の2倍いて、Aのみできた者より8人多かった。 ・AとCのみできた者は16人で、BとCのみできた者より3人少なかった。 ①Aのみできた者は8人いる。 ②A、C両方できた者は66人いる。 ③A、C少なくともいずれか一つ正解した者は107人いる。 ④Bができた者は全部で101人いる。 ⑤Cができなかった者は52人いる。(平成27年大卒警察官) Cのみできた者がc人いたとすると、
Aをくり抜きますと、
元の図にc=7を代入して、
3問とも正解した人は、90-21-6-16=47人。
肢①Aのみできた者は6人。 肢②A、C両方できた者は16+47=63人。 肢③A、C少なくともいずれか一つ正解した者は133-3-14=116人。 肢④Bができた者は14+21+47+19=101人。 肢⑤Cができなかった者は133-6-21-14-3=89人。 正解は、肢④です。 えっ?もう一つやってみたい?ページの下にカテゴリーがあるので、タップして下さい。「もっとみる」をタップ→集合をタップ→警視庁1類から(集合)平成25年9月21日という記事にありますよ。 公式も使えないし、くり抜きもできないときは、どうしたらいいんでしょうか?次へ続く。 ここをポチッとお願いします。→
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