アカデミー賞候補なのに映画〈ノマドランド〉が自分には今一つ響かなかった
という内容のある方のブログ記事を読んで
そんな映画ってあるなー、と共感しました。
「これの何がそんなにいいんだ、何故だ何故なんだ??」
頭の中は疑問符でいっぱい、そんな映画が私にも結構あります。
先ず最たるものの一つは〈セッション〉
(以下セッションに対する低評価なことが書かれていますので、感動した方、これから観る方は読まないようにお願いします)
(あらすじ)
名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。
そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。
ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。
だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。
「狂気と狂気のセッション、素晴らしい世界」
「良いものは才能ではなく継続する熱量と意志の力によってつくられると分かった」
「面白過ぎた」
「爽快感、音楽も良かった」
フィルマークスには数々の称賛するレビューがたくさん寄せられているのですが
もうね、この教師は指導や教育なんてものじゃなくて虐待なんですよ、生徒たちに対しての行いが
「恐怖」の一言
こんなことが素晴らしいとも思わないし、楽しんで音楽を突き詰めていく事が行けない事なのか
音楽って楽しいもんなんじゃないのか、これが高評価って受け入れられない、と言うのが私の感想でした。
「ラストがすごい好き」
と言っている人も多数いましたが
ラストもワケがわからなかった。
生徒であった主人公に仕返しのためにコンサートで違う楽譜を与えて自分と他のミュージシャンは、違う演奏をして
主人公を戸惑わせる
ハァ?
せこ過ぎませんか?
でも、この映画たくさん賞を取っているんですよね、人の価値観って本当に様々ですね。
他、高評価なのに私的に疑問符な映画
〈燃える女の肖像〉
〈湯を沸かすほどの熱い愛〉
〈ジョーカー〉
〈BUFFALO66〉
他多数
たくさんの高い評価のレビューの中にたまに私と同じ低い評価のレビューがあると
思わず握手したくなったりします。
星一つのレビューを探して読んで、そうでしょう?そうだよね。と共感しつつほくそ笑む。
映画はいつも一人で観に行きますが、そうやって他の人のレビューを読んだりしたくなると言う事は
やっぱり気持ちを共有したいと言う事なんでしょうね。
では、緊急事態宣言が出る前に本日も映画を観に行ってきます!
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