だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

3月の想い出 ④ 「金管バンド定期演奏会」

2019年03月29日 | 日記
聴きに行かないと損した気分(笑) (^^♪

近所の小学校の「金管バンド」が演奏する時は、できるだけ聴きに(観に)行くようにしています。

だーってwww
我が家は学校から徒歩2分圏内なので、ゴールデンウイーク明けから「ブーブー・どんどん」と始まるんですよ。
運動会が近づくにつれ、「朝練」に力が入り、寝坊していると「ブーブー・どんどん」で起こされるんです☀

我が家には小学生はいないのに・・・何が悲しくて起こされなきゃいけないの(苦笑)

だから「朝練」だけじゃなく、ちゃんとした演奏も聴いて、楽しまないとね~。

年に何度かその金管バンドの演奏を聴ける機会があるので、都合があえばお邪魔しています。

「運動会」は新入部員のデビュー公演だし、メンバーが変わったばかりで、ぎこちない感じですが、
「夏まつり」の時は開放的なムードの中、のびのびと演奏できるようになります。
そして卒業式の前に行なう「定期演奏会」は、いい意味での緊張感や、ほろりとする場面もあって、好きですよ、ワタクシメ。

子どもたちの演奏を聴く度いろいろ考えさせられるのですが、今回は「目からうろこな演奏会」でした。


「プログラム」を見て、オヨヨ(@_@)


【第一部】
千本桜         ・・・    これって演歌じゃーん。
宇宙戦艦ヤマト     ・・・    不朽の名曲だなー
炎と森のカーニバル   ・・・    セカイノオワリ
スターライトパレード  ・・・    セカイノオワリ 「セカオワ」が子どもに演奏されるようになるとはね。 
学園天国        ・・・    懐かしいね  いえーい!
小さな恋のうた     ・・・    これも「定番曲」になったんだー。

【第二部】
聖者の行進・コパカバーナ・ピースサイン・宝島・シングシングシング・インザムード
ーー「後半は昔ながらの合奏曲ね」と思いきや!

校歌
Lemon

ワタクシメ、その時、老眼鏡を持っていなかったので(笑)、付き添ってくれた人に聞きました。
「『校歌』の次に書いてあるのは『Lemon』?」
「そうですねー」
「『Lemon』って・・・米津玄師の、あのLemon?!」
「なのかしら、ねー」
「あの曲を金管バンドがやるの・・・かなー」

ワタクシメ@おばさんは「コワいもの見たさ」で校歌が終わるのを待ち、いよいよ「Lemon」だー。

いやー、ビックリしましたよ!
「米津玄師のLemon」を子どもたちが演奏するとはねー。
暗いイメージの曲なのに・・・
子どもが演奏に合わせて、楽しく手拍子しちゃったりして👏

「千本桜」も意外でしたが・・・「Lemon」かー・・・恐れ入り谷の鬼子母神 <(_ _)> 

「セカイノオワリ」が2曲(+アンコールもセカオワ)、これは校長先生が圧力かけたみたい(大笑)


アレンジャーって、すごいなー \(◎o◎)/!


「セカオワ」の曲はワタクシメも大好きですが、インディーズ時代は「世界の終わり」というグループ名で、引いちゃいました。
大ヒットした「スターライトパレード」は申し分なく明るくパワフルですが、楽曲を主に創っているFukaseは精神を病んでいた時期もあり、初期の作品にはヤミがかったモノもあります。
米津玄師も似たようなバックグラウンドがあるようです。
ハッキリ影のある作品を「合奏曲」にアレンジする人、子どもに教える人(先生)の力量に感心と敬服しました。

※「スターライトパレード」をしつこくリクエストする校長先生も可愛かったです(o^―^o)


児童文学にも通じること・・・

「金管バンドの定期演奏会」で、「原曲にひそむ『合奏曲になる要素』を引き出して創り上げていく素晴らしさ」を学びました。
それは音楽に限らず「児童文学」においても、既成概念で区分けせず、「子どもが喜ぶ要素」を見出すべきだと思います。
子どもに伝えたいことや共有したいモノがあるのなら、自分の中にあるモノを常にアレンジする姿勢が必要です。
それがせいこうすれば、子ども(受け取りて)の感性も豊かにできるはすです。きっと(^_-)
















コメント
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