階段をのぼる音がして、Y美が入ってきた。猿轡をした全裸の僕が畳にうつ伏せでいるのを見て、「あらあら」と軽い驚きの声を上げた。
「お尻がまっかっかだよ。すごい。私、きのう、そんなに叩いたっけな」
中学の制服に身を包んだY美は、いつでも登校できる清潔感を漂わせていた。しゃがみ込んで僕の顔をじっと覗く。猿轡をかまされた僕は、猿轡のあるなしにかかわらず口では言えない恨みの気持ちが顔のどこかに現れてしま . . . 本文を読む
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