奈良散策 第231弾
9月24日の午後、一眼レフに接写用のマクロレンズをつけて、虫の撮影に行きました。場所はいつもの用水路脇の草むらと建物の壁です。

最初はマンションの壁に止まっていたカレハガの仲間です。模様がはっきりしないのですが、亜外縁線がこんな風に凸凹するのはマツカレハ、ツガカレハ、クヌギカレハあたりです。その中から、マツカレハを選んだのですが、どうでしょう。

これはキマダラカメムシ。

それから、この間も見たオオヨコバイ。


これは建物の壁に止まっていました。背の模様からはオナガササキリかなと思うのですが、「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」には♂尾端部の構造で見分けることになっています。

辛うじて写っているのですが、これからはホシササキリ、ササキリ、オナガササキリあたりが考えられます。背の模様と合わせると、オナガササキリ♂で合っているのではと思いました。

これはたぶん、ミナミホソナガカメムシだろうと思います。

トビケラはまだよく分かりません。

このハエも分かりません。

これはハグロハバチ幼虫。

それから、ヒメジュウジナガカメムシ。

そして、ミナミヒメヒラタアブ。

この毛虫がよく分かりませんでした。何となく、オオタバコガ幼虫に似ているので、その若齢幼虫かなと思ってネットで探したのですが、結局、よく分かりませんでした。

これは、「ウンカ・ヨコバイ・キジラミ類図鑑」で見て、複眼間に黒い帯があるのはクロミャクイチモンジヨコバイではないかと思いました。

そして、ヒメカメノコテントウ。

最後はニクバエの仲間。
雑談)今朝も7時前に散歩に出かけたのですが、いざ写真を撮ろうと思ったら、メモリーカードがありませんというメッセージ。昨夜、SDカードをパソコンに差し込んだままにしていたようです。こんな日に珍しい鳥や虫に出会うと癪なので、すぐに帰ることにしました。途中、ヤブツルアズキが生えている空き地を覗いてみると、ウラナミシジミがあちこち止まっていました。ざっと数えてみると、25匹。ほとんどの個体が止まったままでじっとしていました。