奈良散策 第235弾
9月25日午前中に大和郡山の西部にある矢田坐久志玉比古神社から三の矢塚まで歩いたのですが、その途中で見た虫と植物です。
最初は
ボタンヅル。
これは
サクラタデ。
それから、
チカラシバ。
これは民家の庭で咲いていたのですが、
ジンジャーリリー。
今から10日ほど前の写真ですが、
ヒガンバナが満開をちょっと過ぎた状態でした。
そのヒガンバナに
オナガアゲハが来ていました。(
追記2021/10/09:ささきさんから、「ヒガンバナに来た黒いアゲハ、オナガアゲハかなぁ? クロアゲハだと思います。」というコメントをいただきました。写した時、ジャコウアゲハかなと思ったのですが、腹が赤くないので、オナガアゲハだと思い込んでいました。赤い斑紋を図鑑と比べてみると、おっしゃる通りクロアゲハみたいです。早速、訂正しておきます。どうも有難うございました)
これは三の矢塚周辺で撮った
ヌマガエルです。
花はヤブツルアズキによく似ていますが、畑に植えられていたので、たぶん、
アズキでしょう。
これは
モズ。
上空を
コシアカツバメが何羽も飛び回っていたのですが、とにかく速くて撮れません。何とかコシアカだと分かる写真はこれ1枚でした。
道沿いに庭園風に造られているところがあって、その中に池で咲いていた
ナガバミズアオイ Pontederia cordataです。
その池にいた
シオカラトンボ。
お地蔵様の前には
オキザリス・トライアングラリス Oxalis triangularisです。
用水路に生えていたカヤツリで、たぶん、
アゼガヤツリだと思います。
最後は
ハグロトンボでした。
雑談)今日は午後から赤とんぼの写真を撮りに出かけたのですが、そのときアカボシゴマダラを見ました。飛んでいて止まってくれなかったので、写真はほとんど撮れなかったのですが、辛うじてアカボシゴマダラだと分かる写真は撮れました。アカボシゴマダラは日本ではもともと奄美大島に固有亜種が生息していて、その撮影に奄美大島まで行ったことがありました。ところが近年関東を中心にアカボシゴマダラが観察され、調べてみると中国産名義タイプ亜種の放蝶であることが分かりました。その後、分布は広がり、静岡、愛知、京都、奈良などでも観測されています。実は、先日も飛んでいるチョウを見てひょっとしてと思ったのですが、実際にいることが確かめられました。特定外来生物に指定されています。