奈良散策 第341弾
昨日(1月20日)の午後、車をちょっと走らせて、いかるが溜池まで行きました。一周、1.5kmもある大きなため池で、そんなに数は多くなかったのですが、水鳥がぽつぽつと群れで浮かんでいました。そのときの写真です。
最初はオオバンです。これも群れでいました。
遠くの方でヨシガモの群れがいました。池が大きいので、望遠でも苦しいのですが、池を回っていくと近くになるかなと思っていたら、人が近づくと岸から離れていくので、結局、どこで撮っても遠くになってしまいました。
歩いている途中で木のてっぺんにハシボソガラスが2羽止まっていました。
これでほぼ半分ほど歩いたことになります。近くにカイツブリの群れがいました。
その中にちょっと変わったカイツブリがいました。たぶん、カンムリカイツブリですね。奈良に来てからは初めてです。顔を羽の中に埋めているので、なかなか顔を写せません。
しばらく待っていたら、顔をひょいっと持ち上げ、また、羽の中に埋めてしまいました。
それで、この場を離れて池の周辺を歩き始めました。遠くにカルガモがいたので、池にいる鳥は撮っておこうと思って撮りました。
岸に近かったヨシガモも、そちら側に歩いていくと、どんどん岸から離れてしまいます。
それにひきかえ、カイツブリは近くにいるので、バッチリ写せました。
これはマガモ。
そして、カワウ。
カンムリカイツブリが頭を上げて泳いでいました。これでバッチリ撮れました。
池にいる鳥はこんなものかなと思って、双眼鏡を覗いていたら、ミコアイサの♂がいるのに気が付きました。結構、いろいろな水鳥がいますね。
また、カンムリカイツブリです。結構、数がいるようです。
ちょうどそのときカイツブリが着水したので、慌てて撮りました。
近くにマガモがいたので、これも撮っておきました。
そして、最後はミコアイサの♀でした。
この日は曇っていて寒かったのですが、もう少し晴れていたら、きっと気持ちのよい散歩ができたでしょう。また、行こうと思います。
雑談)今日は朝からずっとオミクロン株のゲノムについて調べていました。朝起きてから3時間ほどぶっ続けで調べていたら、腰が痛くなって歩けなくなってしまいました。それで、散歩はやめて、一日中、ごろごろしていました。今日のオミクロン株の勉強はSタンパク質(スパイクタンパク質)についてです。Sタンパク質のサブドメインであるS1とS2の間に「PRRA」というアミノ酸配列があり、これがフリンというプロテアーゼの開裂個所になっているということでした。ところが、オミクロン株ではP(プロリン)がH(ヒスチジン)に変わってしまっています。この変異により、フリンによる開裂効率がどうなるか気になったので調べてみました。実は、同様の変異はデルタ株でも起きていて、変異により開裂効率がむしろ上がっているという報告がありました。ウイルスは細胞内にあるフリンにより細胞内でSタンパク質をあらかじめ開裂しておき、感染時にSタンパク質が受容体に結合すると、すぐにタンパク質は変形することができ、その後の膜融合を起こしやすくしています。これで、当然、人から人への感染率も上がるのではと思ったのですが、確かに細胞への感染効率は上がるのですが、それがすぐに感染拡大とは結びつかないということのようです。
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