奈良散策 第310弾
12月12日の午前中に近くの用水路脇に虫探しに行きました。虫探しといっても、草むらの横に座って、葉表や茎に止まっている虫を見つけるだけなのですが・・・。そして、虫がいたら、85mmマクロレンズを取り付けた一眼レフで撮ります。このとき、焦点深度を深くするために絞りを絞ってF11で撮っています。そうすると、明るさが足りなくなるので、内蔵フラッシュをたきます。すると今度は影ができて不自然になるので、それを防ぐためにレンズにKENKOの「影とり」を取り付けています。
最初はミナミアオカメムシです。
このハエはなんでしょう。近くに止まったので、回り込んで横から撮ろうとしたら逃げられてしまいました。
これはたぶん、ウスモンミドリカスミカメ。
草むらにヨコバイがいろいろいるのですが、名前が分かりません。これはクロミャクイチモンジヨコバイにちょっと似ているのですが、胸背の模様が違うようで、よく分かりません。
これはハエヤドリアシブトコバチではないかと思っています。
アレチウリについていたアブラムシです。アリについてはよく分かりませんが、アブラムシはワタアブラムシではないかと思います。「アブラムシ入門図鑑」によると、一次寄主がムクゲ類、ミカン類で、二次寄主はウリ類、ナス類などさまざまな草本に移住するとのことです。アブラムシの生活環については以前も書いたことがあります。
雑談)コロナの勉強を相変わらずやっているのですが、ウイルスの構造のところで止まっています。初めての分野なので、分からないところが多くって。もう一つ、感染症の数理モデルであるSIRモデルでは感染者が1人でも出ると、あっという間に感染拡大してしまうのですが、実際には感染拡大には至りません。それで、何か閾値のようなものがあるのではと思っているのですが、ここのところでやはり行き詰っています。なかなか難しいです。
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