奈良散策 第168弾
7月30日朝の散歩のときに撮った写真の続きです。
カヤツリですが、園芸用なのか、逸脱していたものか分かりません。図鑑で探すと、こんな感じに苞葉が放射状に出るのはアフリカ原産のシュロガヤツリなのですが、それなのかどうか自信がありません。今度、採取して調べてみたいと思います。
「帰化&外来植物950種」によると、こんな風に葉が丸いのはマルバアサガオ Ipomoea pupureaかとマルバアメリカアサガオ Ipomoea hederacea var. integriusculaがあるます。後者はアメリカアサガオの変種です。この本によると、見分け方としては、「萼裂片は短く、下部に長毛を生やす。花柄にも下向きの毛」がマルバアサガオ、「萼裂片は長く、先端がカールする。萼全体がけむくじゃらで、よく目立つ金毛が密生する」はマルバアメリカアサガオ。この写真をよく見ると、萼裂片は細長く、先端がカールしています。また、長毛が密生しています。ということで、たぶん、マルバアメリカアサガオではないかと思います。
これはセグロアシナガバチ。
それにヨウシュヤマゴボウ。
それからマメコガネ。
これはたぶん、センニンソウです。
カラスウリの花がありました。今はしぼんでいますが、夜に見に行くとたぶん綺麗でしょう。
奇妙なクモの巣なので撮りました。
これはシラホシトリバです。
花弁の先端がやや開いているのでヒメムカシヨモギ。
最後は葉の基部が丸くカールしているのでオニノゲシだと思います。
雑談)この日はNIKON P9501台とクローズアップレンズ (焦点距離 1 m)を持っていきました。離れた撮影対象にはそのままで、近くの対象にはクローズアップレンズで対応するつもりでした。案の定、近くの花に虫が来ていて、ズームを少し落として撮るか、クローズアップレンズをはめるかで迷いました。何とか撮っていったのですが、シラホシトリバ(蛾を集めていたので、蛾にはこだわりがあります)を撮影するとき、拡大しないといけないのでクローズアップレンズをはめて撮りました。でも、AFでもMFでも何度やってもピントがスカッと合いません。一番あったのをブログには載せたのですが、それでも周辺がぼやぼやしています。たった1匹の蛾を撮るのにほとほとくたびれてしまいました。それで、この日の午後からはマクロレンズを取り付けた接写用の一眼レフと、遠くを撮る時には小型のCanon SX70HSを撮影用ジャケットのポケットに入れて行くことにしました。遠くを撮る時はNIKON P950の方がシャープに撮れるのですが、仕方がありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます