奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 猫と金魚

2022-11-25 20:23:59 | 奈良散策
奈良散策 第639弾


11月19日早朝の散歩のときに撮った写真です。







歩いてしばらくしてからカワラヒワを見つけました。





それにしても何も撮るものがないなぁと思って、金魚池に大量に浮かんでいるヤゴを写しました。



こんなに噴水をしているのに、水質が悪いのかなぁ。





網の中には金魚がいっぱいでした。









金魚池の縁で猫が金魚を狙っていました。でも、逃げられたようです。







再度挑戦です。でも、また逃げられたようです。猫は左側を見ていますが、金魚は右側にいます。



再再度挑戦です。





今度は成功したようです。



そして、安心して金魚池の縁を歩き始めました。



ここで初めてこちらに気が付きました。慌てて、金魚池の縁の向こう側に降りたのですが、こちらを覗いています。



金魚池を回って横側に行ってみました。やはりいました。これはいつも見ている「ヒゲ」によく似ていますが、鼻の下の黒い斑点の形が違います。9月末に見てから、2カ月ぶりの再会でした。

早朝の散歩 カラスとコサギの争い

2022-11-24 20:16:24 | 奈良散策
奈良散策 第638弾


11月18日早朝の散歩のときに撮った写真です。







この日の朝は冷えていました。あちこちに霜が降りています。



電柱の上にハシボソガラスが止まっていたのですが、そこにコサギが飛んできて止まりました。カラスは驚いて飛びのいたのですが。







再び、コサギを追い払おうとしてやってきました。でも、コサギは動ずる気配を見せません。諦めて通り過ぎたのですが。





またしても、カラスはやってきました。どうにも腹が収まらないようです。でも、コサギは強気です。



結局、カラスは諦めて飛び去ってしまいました。してやったりという顔のコサギ。



最近、朝が寒くなったのか、「猫広場」には猫がいなくなりました。でも、横の金魚池には白黒猫がいました。





金魚池の隣にあるため池でオオバンが泳いでいました。



別のため池です。ここの水は抜いているので、時々、様子を見に寄っています。でも、朝だとちょうど逆光になるので、こんな写真になります。







ヨシやら雑木が茂っている茂みの中を小鳥が飛び回っていました。しばらく、粘っていると、ベニマシコが顔を出しました。今シーズン初めてです。これはシメタと思った途端、カメラの電池切れ。慌てて入れ直したのですが、もういなくなっていました。





もうしばらく粘っていたら、やっとアオジが顔を出しました。



逆光で撮ったコセンダングサの実。



帰りにもう一度「猫広場」を覗いてみました。今度は黒猫がいました。



小屋の上にも別の黒猫がいました。

早朝の散歩 ツグミ初見

2022-11-23 19:19:41 | 奈良散策
奈良散策 第637弾


11月17日早朝の散歩のときに撮った写真です。



ニュウナイスズメの群れを見てから、電線に止まっている鳥が気になり始めました。





これはスズメのようです。



カイツブリを撮りました。7時頃に撮ったのですが、まだ、暗かったです。奈良の日の出は6時40分頃なのですが、奈良盆地は山に囲まれているので、実際の日の出はもう少し後になります。





7時20分ごろにいつものため池に着いたら、ちょうど陽が出るところでした。モズがシルエットになっています。



ため池は水が抜いてあるので、干潟のようになっています。そこにイソシギが来ていました。







やっと明るくなったのですが、何もいませんね。金魚池を覗いてみたら、ヤゴがいっぱい浮かんでいました。金魚も浮かんでいます。水質でも悪くなったのでしょうか



また、電線に鳥の群れがとまっていました。





拡大してみると、ツグミでした。ツグミは今シーズン初めてです。





帰りに民家の塀の外で咲いていました。見たことがあったので、ひょっとしてツメレンゲかなと思って、ネットで調べてみると、まさに同じ花でした。珍しいですね。

鏡作坐天照御魂神社

2022-11-22 20:43:34 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第636弾


11月11日は唐古・鍵考古学ミュージアムに行った後、鏡作坐天照御魂神社と鏡作麻気神社に行ってみました。





鏡作りは古代においては神に奉納する鏡を製作する職として大変重要な役割を果たしていました。この一帯はそのような鏡作りの職人たちが住んでいた鏡作郷として知られています。その中心となる神社がこの鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにいますあまてるみたまじんじゃ)です。



鳥居をくぐって参道を歩いていると鏡石がありました。



この鏡は神宝として祀られているものです。表通りにあった説明によると、崇神天皇が三種の神器として鏡を作らせたときの試鏡だとされているそうですが、実際には三角縁神獣鏡の縁が欠落したもので、中国製として考えられているそうです。



ここにはまた、鏡石というものが置かれていました。裏にある鏡池から江戸時代に出土したもので、粗鏡の仕上げに用いられたのではないかと考えられているそうです。



確かに石の中央が丸く凹んでいます。



これが鏡池で、古代から江戸時代にかけて鏡作り師が身を清めたとされていますが、なんだか汚い池のように見えます。



これは鏡石の横にあった手洗い場みたいです。



さらに行くと拝殿が見えてきました。



境内の中央に穴が開き、その周りを縄で囲っていました。



林の中にもこんな場所があります。拝殿の横に説明がありました。この神社ではできるだけ鎮守の杜の再生をしたいというので、雑草もそのまま生やし、枯葉は穴に敷き詰めているということでした。おそらくそのための場所なのでしょう。





こちらが拝殿です。





ちょっと裏に回って本殿を撮りました。この神社の祭神は天照国照彦火明命、石凝姥命、天糟戸命の三神だそうです。天照国照彦火明命は天孫降臨をした邇邇芸命(ニニギノミコト)の兄あるいは父とされています。石凝姥命は天孫降臨の際に従った五神の一人とされていて、天照大神の岩戸隠れの際に八咫鏡を作ったとされています。天糟戸命は鏡作部の遠祖とされている神だそうです。



鏡作坐天照御魂神社を出て、近くにある鏡作麻気神社にも行ってみました。この神社も先ほどの鏡作坐天照御魂神社と同様、延喜式神明帳に載っている由緒ある神社です。地図を見ると、この辺りなのですが、道がはっきりしません。でも、木がこんもりと茂っているところがそうだろうと思って、正面の細い道を歩いていきました。



そうしたら反対側に鳥居がありました。



思ったより小さな神社で、これが拝殿のようです。内部はちょっと荒れ果てたような印象でした。



これは観音堂。



細い道を歩いて24号線に出てから写真を撮ってみました。鳥居の手前にはこんな畑があり、どうも参道がはっきりしません。





最後は途中で見た赤とんぼで、マユタテアカネだと思います。

早朝の散歩 鳥の群れ

2022-11-21 20:36:45 | 奈良散策
奈良散策 第635弾


11月16日の早朝散歩は佐保川に向かって歩いてみました。ニュウナイスズメの様子を見ようと思って。



朝陽を浴びたタチスズメノヒエです。



鉄塔を見ると、かなり離れたところに鳥の群れがいました。それで、まずは佐保川土手を歩き、途中から土手を離れて、鳥の群れを見に行こうと思いました。





佐保川左岸の土手を歩くと、地蔵院川にクサシギがいました。ただ、逆光なのでうまく撮れません。



これはコセンダングサの実。「ひっつきむし」なのですが、こうやって撮るとちょっとちょっと面白い造形です。



佐保川にいたヒドリガモです。



この辺りから佐保川土手を離れて畑の間の道を歩きました。電線に鳥がいっぱい止まっています。数えてみると、ざっと60羽。





近寄って撮ってみると、これはカワラヒワでした。ということはニュウナイスズメはいないのかな。







そう思って、高圧線を見上げてみると、鳥が止まっていました。拡大するとやはりニュウナイスズメのようです。



そこで、高圧線を見渡してみると、いつの間にかすぐ近くにニュウナイスズメがいっぱい止まっていました。おそらく、最初に遠くの高圧線に止まっていたのはカワラヒワの群れで、ニュウナイスズメは7時半ごろにどこからか飛んできたのではないかと思いました。



これは電線に止まっていたモズ



それから稲刈りの後にいたケリでした。









道を歩くのも退屈なので、田んぼの畦を歩いてみました。そうしたら、用水路の脇にこんな鳥がいました。初め何だか分からなかったのですが、山渓の「日本の野鳥」を見てみると、やはりクサシギのようです。いつも見ているイソシギとはだいぶ違うような感じです。もう少し近づいて撮ろうと思って、ちょっと動いたら、途端に逃げてしまいました。